寝不足の早朝
6時には 楽器を積んで 出発
せめて 雨じゃなければ よかったのに
駅ビル内にあるホールで
少しだけ 時間ができたから
買い物に出かけた
エレベーターに乗って
別の棟の フロアを徘徊していたら
すっかり 迷子
僕は 建物の中と 夜は
すっかり 方向音痴になる
体の中に 磁石が無いから
晴れた日は いつだって
太陽の位置で 方角が分かる
だから 方向も分かる
確信した 方向へ向かっていても
少しでも 見上げる光が 翳ってくると
とたんに 僕は 自分の方向へ不安を感じる
方向のためには
いつだって
まず 方角を確信できなきゃいけないんだ
夢の方向には
人によって いろんな方角がある
お金だったり 名誉だったり 愛だったり 信仰だったり
僕は 音楽という太陽と その影の位置で
歩んでいる方向を 確認できるのだけれど
時々 自信がなくなる
きっと 翳っているんだ
あるいは 鬱という建物の中に
閉じこもってしまってるのだろう
せめて 雨じゃなければ 良かったのに
冬の楽章と 春の楽章の間は 三寒四温
音が無い時間だって テンポはある
ただ リズムが無いだけなんだ
6時には 楽器を積んで 出発
せめて 雨じゃなければ よかったのに
駅ビル内にあるホールで
少しだけ 時間ができたから
買い物に出かけた
エレベーターに乗って
別の棟の フロアを徘徊していたら
すっかり 迷子
僕は 建物の中と 夜は
すっかり 方向音痴になる
体の中に 磁石が無いから
晴れた日は いつだって
太陽の位置で 方角が分かる
だから 方向も分かる
確信した 方向へ向かっていても
少しでも 見上げる光が 翳ってくると
とたんに 僕は 自分の方向へ不安を感じる
方向のためには
いつだって
まず 方角を確信できなきゃいけないんだ
夢の方向には
人によって いろんな方角がある
お金だったり 名誉だったり 愛だったり 信仰だったり
僕は 音楽という太陽と その影の位置で
歩んでいる方向を 確認できるのだけれど
時々 自信がなくなる
きっと 翳っているんだ
あるいは 鬱という建物の中に
閉じこもってしまってるのだろう
せめて 雨じゃなければ 良かったのに
冬の楽章と 春の楽章の間は 三寒四温
音が無い時間だって テンポはある
ただ リズムが無いだけなんだ