「やっと 見つけましたよ!」
『おーーー! ゆーすけ! なんで?』
「アモスさんが来てるって 上司が言ってたので 探してたんですよ」
『何年ぶりだ?』
「確か 最後に会ったのは 浜松で一緒に歩いた時でしたから・・・」
『おお そうか あれは2000年だから 10年ぶりか!』
ユースケは 調律学校講師時代の教え子
彼は 卒業して 浜松で修行していた
ノッポで フワーとした 賢い子だった
10年前の夏 僕が東海道を歩いていた7日目
掛川を出発して 舞阪に向かう道中
彼は 仕事を休んで 磐田で僕を待っていてくれた
そして 浜松までの20キロくらいを
一緒に歩いてくれた
長い旅の 唯一の伴歩者だった
今は もう立派に活躍していて
今日は NHKホールの調律に来ていたらしい
ふうん
少し 思い出話に興じて
お互いの近況を論じて
メルアドと電話番号を交換して
『あ 休憩時間だから 調律に行かなきゃ』
「是非 飲みましょうよ! 近いうちに」
『そうだね 分かった 連絡する』
頑張ってる後輩達に会うと
あの5年間も 大切な時間だったと思えるし
そして 今も 頑張ろうと元気になるし
だから
活躍しててくれて ありがと
探し出してくれて ありがと
『おーーー! ゆーすけ! なんで?』
「アモスさんが来てるって 上司が言ってたので 探してたんですよ」
『何年ぶりだ?』
「確か 最後に会ったのは 浜松で一緒に歩いた時でしたから・・・」
『おお そうか あれは2000年だから 10年ぶりか!』
ユースケは 調律学校講師時代の教え子
彼は 卒業して 浜松で修行していた
ノッポで フワーとした 賢い子だった
10年前の夏 僕が東海道を歩いていた7日目
掛川を出発して 舞阪に向かう道中
彼は 仕事を休んで 磐田で僕を待っていてくれた
そして 浜松までの20キロくらいを
一緒に歩いてくれた
長い旅の 唯一の伴歩者だった
今は もう立派に活躍していて
今日は NHKホールの調律に来ていたらしい
ふうん
少し 思い出話に興じて
お互いの近況を論じて
メルアドと電話番号を交換して
『あ 休憩時間だから 調律に行かなきゃ』
「是非 飲みましょうよ! 近いうちに」
『そうだね 分かった 連絡する』
頑張ってる後輩達に会うと
あの5年間も 大切な時間だったと思えるし
そして 今も 頑張ろうと元気になるし
だから
活躍しててくれて ありがと
探し出してくれて ありがと