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ふぅん

闇閃閑閊 ≡ アノニモス ≒ 楓嵐-風

鼻てふてふ

2010-03-06 23:12:21 | 日々随想
昨日 上野の杜から帰宅すると
ポストに 北関東から
贈り物が届いていた


かのこちゃんとマドレーヌ夫人





今日 朝飯と昼飯と待機時間と晩飯の時
さっそく 読みふけってしまった!


笑いは ニヤリ
かのこちゃんは ふうん
そして 独創的な仕掛け


全体を通して やわらかい
イヒヒも グスンも
大げさでなくて やわらかい


曲でいうと あえて狭い音域の中で
優しいメロディーが
仄かな 平行調を いったりきたり


子供の視線まで 下げた物語って
感情移入した時に 時代もさかのぼるもの多いんだけれど
この物語は 現代が舞台だから…


タイムマシンに乗って 昭和に戻るのでなくて
昭和の頃の チビな自分が タイムマシンに乗ってきて
平成の中で 大人の感性で ほんのりノスタルジック


でも これは 童話ではないね
目線は 子供や猫の高さなんだけれど
それは 大人が屈んで合わせた高さ


だから コビてないし


仕掛けと 種明かしの タイムラグもニヤリ
情景描写は ディティールまで 鮮やか


だから ありがと
明日も 待機時間たっぷりだから
もう一度 読んでみる!


すずちゃんの刎頚の友へ