果たして岡田監督とはどんな人なのか、興味深く読ませてもらいました。
「勝つことだけを目指し、勝つためのチーム作りをし、勝つためのさい配を振るった。そのことを、宮内さんは分かっている。勝つこと以外に言われたのは、若い指導者を育ててほしい、ということやった。」
「ホームゲームの入場者数がどうやったら増えるか」を真っ先に考えてチーム作りをしていた方が、今シーズンまでいた気がしていたので、ひとまず一安心。
「おれは来季、2010年はオリックスの監督として、勝つことに全力を尽くす。勝つ、勝ったる、勝ちまくったる。いまはそういう気持ちや。」
よろしく頼みます。今年までの監督がやらなかったことをバリバリやってくれそうで頼もしいです。
「一軍の監督しているときは、マスコミに言えることはいうんは少なかった。ほとんど『うそ』ばっかり言うとった。」
そりゃ、ごもっともでしょうね。正直であれば良いというものではない世界。対戦相手に手の内を明かすようでは困ります。それが分かったうえで、これからの記事を読ませて頂きます。取り上げられる事が少なく、ウソでも記事があるというのは、ありがたいことですから……。
「野球の監督は、悪いことを考えて、ええことが起きればそれでええ、というんがおれの考え方。やられたときにどうする、それを先に考えておいたら、ベンチにどっしり構えられる。あたふたしたところは、相手チームにも、自分とこの選手にも見せたらあかん。試合前の準備段階から、最悪のことを考える。最悪のことが起きんかったら、それでええんやから。」
最悪のことを考えて、手立てを講じておく。いいですねえ。これは私の仕事にも当てはまりそうです。
おっほん。この他にも、来シーズンからの岡田監督の采配を期待させてくれる言葉が続いているのですが、引用はこれくらいにしておきます。
最後に、監督の言葉で、一つ気に入らなかったのは、「はっきり言うて、これまでそんなええ監督に出会ったことがない」という言葉。う~ん。そうですか。驚くほどプライドが高いんでしょうね。