きのう戦力外通告を受けたバファローズの選手たち。この機会に引退して、新たな人生を送る決意をすでに固めているのか。それとも、まずトライアウトに参加して、今後もプロ野球選手の道を探っていくのか。今まさに悩んでいるところかもしれませんね。
そのうちの一人。吉良くん。
ひじの故障のためにプロ入り直後は打撃練習を封印し、単調なキャッチボールのくり返し。慣れないファーストの守備練習をしていた風景が思い出されます。故障が癒えたら、その才能が開花するかと思っていたのですが、結局、1軍で活躍できそうな期待を抱かせる成績は上げられませんでしたね。
もっとも、まだ若いので、吉良くん次第。どのような道も歩めることでしょう。
そして、裕次郎くん。
グッチの同期。キャッチャーミットを持たされたり、セカンドを守ったりして、グッチに負けない打撃センスを生かせる場所を探ってきましたが、ここまで一流に成長することがかないませんでした。苦労がなかなか報われなかったのではないでしょうか。
今年についても、当然出場すると思われていた紅白戦や練習試合に顔を見なかったのが気になります。これからのいう時の故障は、痛かったですね。
二人とも近鉄球団があった時代から、その成長を期待していた選手たちなだけに、今回の戦力外通告を前向きに受け止めてもらいたいと思います。ファイト!