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さりチャンの「英語多読」宣言!!

次は・・・めざせ300万語♪♪
英語で楽しみたい★さりチャンの読書記録★

The Coldest Place on Earth

2009-10-22 23:54:46 | Oxford Bookworms
Oxford Bookworms Library (Stage 1) YL 2.1 語彙レベル400 総語数6300

アムンゼン&スコットの南極点到達への道のりの話です。

子どもの頃からなぜか『アムンゼン&スコット』って覚えていました。

でも、この本を読んでどちらが先に着いたかようやく思い出せました。


アムンゼンが率いるノルウェー隊とスコットが率いるイギリス隊。

とても対照的に描かれていて分かりやすいのでおもしろいです。

イギリス隊のオーツ隊員は出発前からすでに「南極点到達は失敗だ」と彼の母親に手紙を書いていました。

しかし、隊長のスコットは隊員の意見には耳を貸そうとはしなかったのです。

あらかじめ目的地の正しい情報を入手し、しっかり対策を立てておけば、イギリス隊の悲劇は回避できたかもしれません。

今の私たちなら「南極にポニー」なんてあり得ませんよね。

ちなみにノルウェー隊は犬を連れて行きました。

『敵を知り己れを知らば、百戦して危うからず』
孫子の兵法を思い出しました。

スコットが孫子を知っていればこんなことにはならなかったでしょう。

これはリーダー論としてビジネス書としてもイケそうな気がします。

企業のリーダーにとってはかなり示唆に富んだ内容だと思いました。

昨日読んだ Munity on the Bounty もリーダー論に通ずるものがありました。

Tim Vicary は社会派作家だったのですネ。

明日も実話に基づいた話ですが、彼はこういう人のことも書いていました。

さぁ、誰だと思いますか??



Mutiny on the Bounty

2009-10-21 23:28:14 | Oxford Bookworms
Oxford Bookworms (Stage 1) YL 2.2 語彙レベル400 総語数5862

今日から3冊ほど Tim Vicary が書いた作品をご紹介します。

以前読んだ Elephant man も彼の作品で、とてもおもしろかったので検索して見つかったのを読んでみました。


Mutiny on the Bounty は、ウィキペディアによると、

バウンティ号の反乱・・・18世紀のイギリスの武装船バウンティで起きた艦長に対する反乱事件。当時の話題となり、その後多くの文学作品、映画などを生んだ。

とありました。

確かに…
表紙を見ると映画になったらしいのがわかります。

この2人、誰だかわかりますか?
う~ん、見たことあるような…

2ページ目をめくったら、いきなり登場
きゃ~、メル・ギブソン、若っ
シワ一つない美しいご尊顔、たぶん20代前半の頃なのではないでしょうか。
特にファンではありませんが、若い頃はこんなにハンサムだったんですねぇ。
(いえ、今もおそらくそうだと思いますが。)

そしてこの苦虫をかみつぶしたような顔の人は、アンソニー・ホプキンスでした。

この史実を題材にした今のところ一番新しい映画は、1984年のメル・ギブソンともう一人アンソニー・ホプキンス主演の The Bounty (邦題は『バウンティ/愛と反乱の航海』)でした。


この反乱の真の原因は未だによくわかっていないようです。

結局この反乱は何だったのだろうと思うところもあります。
が、バウンティの乗組員とタヒチ人の子孫が現在も多数いるそうです。

ははぁ、それが『愛と反乱の航海』ってフレーズにつながるんですかネェ。




KIDNAPPED

2009-10-09 23:39:56 | Oxford Bookworms
Oxford Bookworms Library (Stage 3) YL 3.2 語彙レベル1000 総語数13000

『ジキル博士とハイド氏』や『宝島』の Robert Louis Stevenson 作です。

邦訳で『さらわれたデービッド』というのがあるそうですが、もともとこういう作品もあったとは知りませんでした。

いわゆる冒険モノ、adventure story です。

18世紀半ばのスコットランドの話ですが、ハイランダーという言葉が出てきてちょっと反応してしまいました。

ハイランダーといえば私には Christopher Lambertマクラウドが登場する映画しかあり得ません。

当時、CGなんてぇものはなかったので、俳優がつるされているヒモが何気に見えてたりして失笑を誘う場面もありましたが、Sean Connery(元祖チョイ?極?悪オヤジだと思ってます)のラミレスさまや Queen の音楽まで楽しめて、なんのなんの、B級映画などと揶揄されようが私はビデオまで借りて何回も見るほど大好きでした。

で、この本の中身は、17歳の主人公デービッドが両親と死に別れ叔父を頼って会いに行くのですが、
この叔父がとんでもない人で、なんと実の甥を奴隷として売ってしまうのです。

そうして、デービッドの冒険が始まるのです…

ところで、こういうのを kidnap というのでしょうか。
やはり誘拐なんでしょうかねぇ。

こういう内容のものは好みがありますネ。
読んでいる間じゅう、若き日のクリストファー・ランバートが私の目の前をチラついていました(笑)。。。





A CHRISTMAS CAROL

2009-09-10 23:55:31 | Oxford Bookworms
Oxford Bookworms Library (Stage 3) YL 3.2 語彙レベル1000 総語数9800

このお話はたくさんの人がご存知だと思います。

初めてこの話を読んだ(?)とき、3番目のゴーストがスクルージに未来を見せるところは何とも言えない気分になったものですが、今回はあまり心を動かされることなく淡々と読んでしまいました。

思っていたほど感動しなかったのは、すでにあらすじを知っていたからでしょうか。。。 

英語を理解するのには内容を知っているほうがよいかもしれませんが、楽しめるかどうかは別のことでした。

でもクリスマスシーズンにこれを読んだら幸せな気分になれるかもしれませんネ。


同じディケンズの作品で、以前読んだ "David Copperfield" を別のシリーズで語数がずっと多いのをもう一回読もうと思っているのですが・・・
ちょっと気分が萎えているところです。



BLACK BEAUTY

2009-08-28 23:42:25 | Oxford Bookworms
Oxford Bookworms Library (Stage 4) YL 3.8 語彙レベル1400 総語数15000

19世紀後半のイギリスの、Black Beauty という美しい黒馬の物語です。

Black Beauty 自身が語る形式で、幸せな生い立ちから始まり、さまざまな飼い主のもとで送った波乱万丈の人(馬?)生を描いています。

当時、イギリスでは、"hell for horse" と言われるほど馬の扱いがひどかったらしいのですが、心優しい人たちもたくさんいたようです。

だから、Black Beauty の余生は穏やかで幸せなものになったのでしょう。

Black Beauty の人生はそのまま人間にも当てはまりそうです。
人々への思いやり、同情や尊敬の念を持つということを考えさせられます。


今になって思えば、子どもの頃この物語を読んだか見たかしたような気がします。
はっきりした記憶はありませんが…

この作品も 『黒馬物語』として何度か映画化されているようです。

そういえば…
と思って調べてみたら、マーク・レスター主演でありました、ありました。

ご存知のない方もいらっしゃるかもしれませんが、彼は『小さな恋のメロディ』で一世を風靡したあの美少年であります。

すっかり忘却の彼方だったマーク・レスターですが、つい最近あのマイコーが亡くなったことで、突然ネット上に登場しだしたので驚きました。

正直、思い出のままにしておきたかったです。