さりチャンの「英語多読」宣言!!

次は・・・めざせ300万語♪♪
英語で楽しみたい★さりチャンの読書記録★

Happy Reading Club

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NEW YORK

2010-08-08 21:38:21 | Oxford Bookworms



Oxford Bookworms Library (Stage 1) YL 1.8 語彙レベル400 総語数3200



この表紙のニューヨークの風景は一番好きな風景のひとつでした。

私がニューヨークに行ったのは今から思えば日本のバブルがはじけた直後くらいだったでしょうか…

まだまだ日本人はイケイケドンドンでアメリカはどん底の様子でした。

ボストンから車でニューヨークに行ったのですが、ニューヨークに近づくにつれて物騒な感じでとても緊張したのを覚えています。

どこのお店だったか、店員のお兄さんに(不況とは言えないようなカックいいスーツ姿で、しかもデンゼル・ワシントン似!!)「日本の景気はどうだ?」と聞かれ、「なかなかいいよ。アメリカは?」と聞き返したら暗い顔で「全然ダメだ。」と言ってました。

ニューヨーク在住の友人のお母さんから、「町を歩くときは絶対バッグを持ち歩いてはいけません!手には何も持たないで歩きなさい!」と言われ素直に従ったところ、町では日本人の女の子たちが有名ブランドの大きな紙袋を何個も持って歩いているではありませんか。

なんだか複雑な気持ちになったものです。


この本はニューヨークの歴史、地理、文化などごく簡単にまとめたガイドブックのようなものでした。

ニューヨークに行ったことがある人もない人も1度読んでみるとニューヨークのことがもっと知りたくなりそうです。

1995年出版なので特に目新しさはないけれど、今はあのWTCビルがないというのが寂しく悲しいです。



この秋、わが一族はニューヨーク・ボストンの旅を予定しているのですが、果たしてどんな楽しい旅になりますか。。。

ただし私は留守番部隊として残ります。




WHO,SIR? ME,SIR?

2010-06-27 21:33:34 | Oxford Bookworms
Oxford Bookworms Library : Green (Stage 3) YL 3.2 語彙レベル1000 総語数10296



貧しく落ちこぼれの子どもたちが通う Hawkwood校の4人組がお坊ちゃま学校 Greycoats校の子どもたちにテトラスロン(tetrathlon-水泳・乗馬・射撃・徒競走)の挑戦をするお話です。

夢も希望もなんにもないような子どもたちが、ひとたび目標を持つとこんなにも変わっていくものなのですね。

人間、明確な目標を持つということは非常に大切なことです。

登場人物や馬の名前などたくさん出てきますので、忘れたり混乱を避けるにはイッキに読み終えるのがおススメです。




Through the Looking-Glass

2010-06-25 23:58:13 | Oxford Bookworms
Oxford Bookworms Library : Green (Stage 3) YL 3.2 語彙レベル1000 総語数11000


ジョニデの映画「アリス・イン・ワンダーランド」には結局行かず仕舞いでした。

GRでも読んだのに「不思議の国のアリス」ってストーリーがイマイチよく思い出せない…

あの有名なハンプティ・ダンプティもいつ登場したかわからないし…

で気がついたのは、「鏡の国のアリス」でした。



このあまりに荒唐無稽で次に何が起きるか予想ができない物語展開は、「不思議の国のアリス」とまったく同じ。
いえ、もっともっと上を行ってる感じ。。。

なのでこれはGRで読むのが正解です。

なぜかというと、日本語だと(日本語がわかるからこそ)それこそワケがわからなくなりますが、英語だとムリせずそのマンマ受け取ればいいからです。

だから意外にも楽しめてしまうんです。


作者の Lewis Carroll (Charles Lutwidge Dodgson) は数学者だったのですが、アリスのお話にもロジックがあるのだろうか?…

「ルイス・キャロルの知的ゲーム」、「ルイス・キャロルの意味論」って本を図書館からつい借りて来てしまいましたが、アリスの話にはあまり関係がなさそうです。…




THE WIND IN THE WILLOWS

2010-06-14 22:22:31 | Oxford Bookworms
Oxford Bookworms Library (Stage 3) YL 3.2 語彙レベル1000 総語数11000


『たのしい川べ』 という邦訳でも有名な Kenneth Graham の代表作で非常にたくさんの人々に愛されている作品です。

たしかに他にもう1冊、絵本で私たちのブック・クラブにもあります。

実はその絵本、途中3ページくらい読んで放ったままでした。

mole, rat, badger, toad など川べに住む動物が主人公の物語ですが、始まりがなんとものどかで、まったりと時間が進む感じで、イギリスの田園風景が目に浮かぶようでした。

でも絵本なのに文字が多いっ

そのときはこの物語のペースと、絵と文字数のギャップにうまく乗れず読む気がしなくなってしまったのですが、今度はOBWでなら読めるかもと再挑戦。

はじめは動物を擬人化した話でしかも登場するのは地味な動物たちですし…
やっぱ止めちゃおっかな~

と思いながら読んでいましたが、なんとなく読んでいるうちに、<こういう人って結構いるよね、うん、いるいる…>

って感じで読み終わっちゃいました。

読み終わってみると、なるほど多くの人々に愛読される古典の名作と言われるのもうなずけます。

動物たちが主人公ですが、明らかに人間のお話です。

友情、善意、悪意、争い、犯罪…
テーマは意外に深いかも。。。

でも考えすぎずにのんびり川べの美しい風景を思い浮かべながら読むのが楽しめていいと思います。




THE STAR ZOO

2010-06-12 23:02:59 | Oxford Bookworms
Oxford Bookworms Library (Stage 3) YL 3.2 語彙レベル1000 総語数10000


舞台は Just Like Home と呼ばれる惑星、そして時は 西暦22500年

その時、人類は環境破壊と温暖化が進んだ地球に住み続けることが不可能になり、人類以外の動植物を残し、他の惑星に移住していました。

その惑星には人類以外の動物は生息しておらず誰も見たこともなく、ただ the Book of Remembering というものに過去の存在を記されているだけでした。

だから本当にそんなものがいたかどうかさえ疑われていたのです。

この物語の主人公の16歳の少女 Hummingbird は偶然宇宙を漂っているプラスチック製の大きな大きなスペースシップにに出くわします…

そしてそのスペースシップにあったものは…


未来の人類は動物を見ると(かわいい子ネコちゃんでも!)狂っちゃうんです。

人類が動物を受け入れることができるのは何十年か先になりそうです。

でも可能性が見えてめでたしめでたし。。。



あの中国でさえ5000年の歴史なのに、あまりに未来過ぎてちょっとシラ~
でも46億年の地球の歴史を1年として考えると、今から20500年後はわずか数分後になるらしいです。
この事実は私のお脳では処理不可能です。


この話、ちょっとだけ The Year of Sharing に似ていると感じました。

自らの絶滅を防ぐために、未来の人類には人権とか自由とかはないのです。

未来の社会を描いたもので、未来が今より住みやすくなっているという話は聞いたことがありません。
なんだかね~