M's Den with GB350

流れる雲を追いかけて…SINCE 2004

私のバイク史(下)40-50代編

2013-12-20 22:15:37 | Author/Blogについて

世間では色々と呼び名もあるようだが、自身がバイクに乗り始めて45年が経った。
本来なら5年後に半世紀を綴るのが良かろうとも思うが、5年後にどうなっているか分らないから
四捨五入ということで綴っておく。

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スズキ Intruder LC1500>スズキ Boulevard C109R>スズキ DL650AL3 V-Strom

R100RSの経年劣化も含め、そろそろ乗換え時期かと思っていたある日、成田空港まで出掛けた帰りに冷やかし半分でSBSに寄ってみたら、LC1500の中古が2台置いてあった。

どちらも走行距離は数千キロだったが、より走行距離の少ない1998年式の黒/緑とやや走行距離が多い1999年式の銀/黒があり、一旦家に戻った後どうしてももう一度LC1500を見たくなり、印鑑を持ってまたSBSに行き、その場で銀/黒の方を契約した。

 
道後温泉         浜名湖

後で知った事だが、このLC1500はかなりマイナーバイクで、日本全国のオーナーは200人居るかいないかという話もあったが、その頃はアメリカンバイクが人気になっていてネット等でもアメリカンバイクのサークルが目立つ様になっていた。

たまたま選んだJABというサイトに書き込みをしたところ、ご近所のLC1500乗りのEdさんからコンタクトがあり、納車された週末にLCだけで無くGLやらシャドーやらドラスタやらロイヤルスターやらの混成マスツーリングにお誘いを受け、初ツーリング。

また高齢者向け?バイククラブも紹介していただき、こちらにも登録、時々参加。同時にLC1500の全国オーナーのネットワーク作りを神戸のVienaさんという方がアクティブ進めてくれ、多い時で20数名の登録があり、東西合同オフミにかなりの台数が集まったり、時には在住のカナダ人オーナーも参加して中々にぎやかに活動していて、10数年を経過し、LC1500以外への乗換えも進んではいるが回数は減ったものの未だにRLCオフを開催している。

途中からは関西のレディースとの合同オフも開催するようになり、そのグループ名がkarenais(枯れ無いず)だったので、RLCとKarenaisの合同オフはAAM(The Ageless-Age Meeting)と私が命名して一緒に走っていた。とは言え、70~80%はソロ活動で、手放す時はOdoが10万キロを越えていた。LC1500は一度も倒さなかった。

LC1500の次期候補車両はかなり悩んだ。LC1500は1998-1999の僅か2年で国内販売は終了、その後Rバロンが2006年モデルのC90という後継機を販売していたがこれも終了、HDはR100RSを購入したディーラーに勧められたことがあったが、今更ということで端から選択肢には無かった。

BMWの新ボクサーを積んだR1200CLというアメリカンモデルにはやや興味があったが何しろ玉数が少なく見送り。その頃はHDを除きアメリカンブームも過ぎて一時期の様に潤沢な選択肢も無くなっていた。

経験からすると、バイクを買うときはバイク5割、店5割、或いは4:6で店の選択が後々バイクライフを快適に過ごせるかどうか重要なファクターだと思っていて、10年間付き合いをさせて貰い、技術的にほぼ不満も無かったSBSから購入したい、という事もあり、最終的に選んだのはBoulevard C109R(1800cc)だった。   

  
北海道

ただしこのバイク、2点気に入らない事があって、一つはやけに太いタイヤとその価格、二つ目はハイオク仕様だったが、暫く悩んだ末にこれに決めた。M109Rのディチューンエンジンを積んでいたが、それでも114hp、十分なトルクで240サイズのリアタイヤを駆動する乗り味は豪快で、勿論SSとは異なるフィールだが、アクセルの一捻りで一気に加速し、燃費を気にしなければ150程度の巡航は全く問題なかった。ただウォブルの発生があり、205までしか試すことは出来なかった。

北海道を含め2.5万キロを走り、2012年末に継続車検を通し、後2年は乗ろうかとも考えていたが、一つはその年の夏にロード(自転車)で落車、鎖骨骨折をして、400kgのバイクの取り回しがきつくなって居た事と、やはり1万キロ毎のタイヤ交換費用がかなりかさむことで、後10年バイクに乗り続けられるかどうか分らないが、体力も衰えてくるのでそろそろミディアムクラスでも良いかとも考え始めていた。

前年10月頃にV-Stromの国内仕様が2013年1月から販売をスタートするという話は聞いていたし、C109Rに乗換えの時にもV-Stromの1000/650を勧められたという経緯もあり、乗り換えるなら早めの方が良かろうという事で年明け早々にV-StromDL650AL3を契約した。

過去に結構色々なバイクで走った事があるので、足付きについては左程心配はしていなかったが、それまでずっとシャフトドライブに乗り継ぎでいてメンテナンスを含めシャフトが好きだったので、チェーン駆動は最後まで抵抗があった。

軽い車体と足回りでLC1500やC109Rでは躊躇してしまうような狭い道や荒れた道でも気軽に乗り入れる事ができ、またスズキの狙い通り良好な燃費で長距離が走れるのは良い。ただ、シートに関しては期待していたのと異なり痛みがあり、セットバックスペーサー等で改善を試みているところ。

最初のFS-1を手に入れてから、排気量、乗れる、乗れないは別にしてバイクをいつも傍らに置いておけたのは幸せな事だったと思うし、いつかその日が来るまでこれからも傍らにバイクのある生活を送りたいと思っている。

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