次のGW明け頃の東北キャンプツーリング、天気による変更要素を除けば、4泊5日で詳細も決まった、キャンプで3泊、湯治宿が1泊。
初日は430km、早朝に出発、到着は16時前後と予想、山形県の北部中央、秋田県との県境まで60km、東北全般に言える事だが朝晩は未だ冷え込む、焚火をする時間は有る。
2日目は宿泊だから焚火はやらない。
3日目は290km、秋田の日本海海岸でキャンプ、近くの温泉に入浴し、食事もそこで済ませてしまい寝るだけのつもりだから、焚火は四分六でやらないだろう。
4日目は310km、10数年毎年数回泊まっているホームグラウンドもキャンプ場、最後の夜だからのんびり焚火をするつもり。
さて、迷っているのは3つの焚火台のどれを連れ出すか・・・2夜分プラスαの燃料、焚付け用バタ薪とメインのオガライトは既に準備した。調理と暖を取るのが主、後は癒しと照明、虫除け、調理1時間、癒し2時間、計3時間位の燃焼。
IKEAのHobo Stove
今年キャンプで4泊したが全てこれを使った。先ず300gを切る軽さは他を圧倒、畳めないから嵩張るが中に焚き付けを詰めてスペースを有効活用できるのでトータルで見れば他の焚火台とそんなに遜色ない。
耐風性は△、横に穴があいているので風の影響を受けて火が風下に流れる。燃料の投入口が上しか無いので長い薪は邪魔になるがオガライトを持参、小割にして投入するのでそんなに不便は無い。
底がキッチリと付いていて脚も後付で追加してあるので、地面に対するインパクトは少ないし、燃えさしのオガライトや薪が外にこぼれ落ちることも少ない、薪が爆ぜても飛び散らない。暖を取るという目的では側が覆われている(穴はあるが)分、熱が遮られているので余り暖かく無い、最後はほぼ完全燃焼して灰は殆ど残らない。
⇒ キャンプ場での風対策、暖を取る時の暖かさが今回のキャンプでは気になる。
鹿番長カマドスマートグリルB6(旧タイプ)
風袋込み実測750g。設置はHoboの次に簡単、三方が塞がれているので風向を調整し、必要なら別の風防を追加すれば風には強い。燃料の投入は容易だが全体の容量は少ないので大量の燃料を一度に投入することが出来ず、火力は弱め。調理はせず、暖を取るだけなら上のグリルと網は外してしまえば上からも薪やオガライトの投入が可能だが壁の無い面から燃えさしが地面に落ち易い(下にアルミ板を敷いているけど)。地面へのインパクトは少ない。笑’sのB6君も持っているが、コチラの方が暫く使用して熱による変形後も含めて組立易い。
⇒ 全体的な欠点は少ないが火力が欲しい時に余り燃料を投入できないのが気になる。
DODの秘密のグリルちゃん
風袋込みで実測630g、収納は一番コンパクト、設置は面倒、勿論全部の横棒は使わず3本だけにして、代わりに別のグリルを使う事もある。比較的長めの薪を投入できるが本数は制限されるので結局他のものと比べても余り変わらない。長めの薪を投入すると途中で燃えさしがボロボロと地面に落ちるのはこの焚火台、だからアルミの受けは必須、脚が短くて網で熱が地面に伝わり易くインパクトが一番大きい。
⇒ 金網系の焚火台で熱の放射が全方位対応、一番広い面積、体積で薪が燃えるので発熱量も多く暖を取るには良いが、風の影響を受けやすく火の粉が飛び散る。
コンパクトなので持ち歩いて、もし気が向けば焚火も楽しみたい時に便利というのが恐らくは商品開発の狙いだろうし、実際そういう焚火をやるかどうかは未定だが一応準備だけはしておきたいという使い方なら勝手は良いが、焚火での調理を前提とすると余り使い勝手は良くないと思う。
ということで迷い中、今の所はHotoをパッキングしたがまだ暫く時間があるので多分出発間際まで更に何度か出したり入れたりするんじゃないかと思う。
2か月ほど前に某アウトドア・バイク系YoutuberさんがUCOの焚火台を紹介していてこれも興味はあるが当分は今持っている物を使い倒そうと思っている。