Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

寄附集め

2008-09-25 22:39:59 | Weblog
 登呂祭りまで、あと15日程にせまった。準備は町内会、婦人会、子供会等で夜遅くまでかけ進めている。今日は町内役員が分担して事業所に寄付のお願いをする日である。
 町内には70近くの事業所があり、その内私とEさんが分担するのは18の事業所である。これは事前に「登呂祭りの寄付のお願い」と言うA-4一枚の文章をつけた案内状を直接渡してある。その中に「寄付は9月25日午前中にお伺いしますのでよろしくお願いします」と言う言葉も添えてある。
 Eさんは女性であるが長い間町内の役員をしていて状況はよく知っている。彼女と一緒に午前10時から回り始めた。
 最初は電気工事店であった。店のシャッターは閉まり、あまり繁盛している感じではなかったが気持ちよく寄付に応じるてくれた。景気の悪い中のことであり、申し訳ない気持であった。
 その後不動産や損保代理店、自動車修理工場等回った。今年は不景気であり大変だと言いながらも、登呂祭りのためと寄付には協力してくれた。
 こうして事業所を回ったが、中には1人か2人で事務所を構え、やっと生計を保っていると思える企業もある。そんな時には「寄付をお願いします」と言う言葉が口ごもるようになる。それでも自分の財布から「少ないですがいいですか」と言いながら出してくれる寄付は金額の多寡ではないと思った。
 午前中に留守等もあり10軒の家から寄付を頂いた。午後はKさんの意見で4時に再度回ることにした。これにより6軒の家から寄付を頂いたが、全て感じの良い対応をしてくれた。
 残った2軒は家内工業のような会社であった。1軒は奥さんが出てきたが主人がいないので、再度来てくれといって取り合ってくれない。もう1軒は事務員がいても「社長でないと分らないから再度出直してくれ」と言う。 会社の内情は分らないが、寄付など出来る状況ではないと言いたいのか、それとも事前にお願いしておいたことも無視されているのか分らないが、あまりいい感じはしない。Eさんが言うには、この2軒はいつもこうであると言う。2軒には、電話番号をつげ再度くることをつげ、帰ってきた。
 この訪問を通して、会社の対応の違いを感じた。こうした時期余裕のない対応は分らないではないが、事業所のトップの考え方が、その対応に出ていることを思うと同時にさまざまな人間模様を感じさせられた一日であった。

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