長岡京市のK様邸を引き渡して2週間が経ち、着々とKさんも新生活になじまれてきました。そんな中、引渡し時に間に合わなかった家族の間の座卓が、ついに到着しました。この座卓は、巾98cm、長さ182cmの杉製で一般の座卓より1まわりも、2まわりも大きなサイズです。さすがにこれほどの大きな天板となると何枚かの板を継ぎ合わせたものを想像していたのですが、この度、奈良吉野の坂口製材所さんの努力とご協力があったおかげで、1枚ものの天板を用意していただきました。聞けば樹齢200年以上の大木から採ったものらしく、江戸時代から生えていた貴重な材料です。これくらいの材料はなかなか他では用意するのは難しく、歴史ある吉野の杉山の懐の深さを感じさせる一品でした。材を探したりする時間がかかり納品が遅れましたが、Kさんはとても感激してくださり待っていただいた甲斐がありました!
