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KJワークスの『家づくりの現場から!』

KJワークスの建築現場担当者からお届けする家づくりのブログです。

建て方

2006-05-30 20:30:06 | 京都木想館ができるまで
本日、宇治市のA邸で建て方工事をとりおこないました。まずは、吉野杉の構造材を積んだトラックが到着。そして、続々と予定とおり壁パネル材、屋根パネル材、下地材を積んだトラックが到着されました。大工さんは、材木を下ろす組と土台を敷く組に分かれ作業開始です。



土台敷き状況です。棟梁を筆頭に各自段取り良く作業が進められていきます。



仕事は、段取りが一番!と言いますが、まさにその通り!誰一人手が余る事無く最大限に動けるように棟梁が指示していました。
朝の大工さんとのミーティングで「登り梁までは取り付けしましょう!」と言っていたのですが、何の何の、進む、進む。予定してた登り梁を通り越して屋根パネルまで設置できました。






これでいつ雨が降っても大丈夫!明日は今日出来無かった下屋根仕舞い工事です。
明日もいい天気なので、日焼け止めでも塗ってがんばります!

Aさん木想館に来館

2006-05-28 18:51:33 | 京都木想館ができるまで
本日、宇治市のAさんが打ち合わせの為木想館に来館されました。一番の来館目的は、堀コタツの天板に使用する予定のポプラの木でした。現在、倉庫には、様々な広葉樹や針葉樹の原板をストックしていますが、ポプラの幅広板(巾850程度、長さ2100程度)は残りわずかとなってきました。その中から表情の気に入った物を選んでいただきました。
倉庫では、Aさんに木の事などを熱く語っていました。


先行足場組

2006-05-25 17:23:49 | 京都木想館ができるまで
本日宇治市A邸では、足場組をしました。当社では、建て方をする前に工事の安全性を考え足場を組んでおきます。建て方の時に足場がある事により安全且つスムーズに作業を進めていく事が出来ます。あとは、建て方当日が晴れる事を祈って待つだけとなりました。
ちなみに、5/30,31と建て方予定です。



竹切り

2006-05-24 19:34:34 | 京都木想館ができるまで
本日は、宇治市のAさんの依頼で建物裏の竹切りをしました。Aさんの敷地の裏は竹やぶで、しかも誰も管理されていない為、竹は伸び放題でAさんも困っておられました。そこで、松本と私(横井川)の登場です!。竹やぶの持ち主さんの了解を得て竹切りを行ないました。初めの内は、勢い良かったのですがなれない作業のせいか、足はだるくなるは、腰は痛くなるはで日ごろの運動不足を感じさせられた一日でした。
明日はAさんと2年前(もう少しで)に建てさせて頂いた山科のOさん宅にお邪魔させて頂き、堀コタツの大きさや外観の色のバランスなどを参考にさせてもらおうと思います。

とにかく今日はぐっすり寝れそうです。

土台墨出し

2006-05-22 17:51:16 | 京都木想館ができるまで
昨日(現場は休みでしたが)に続き本日も良い天候に恵まれ、絶好の仕事日和となりました。ただ、暑いうえに紫外線がきつかったせいか、夕方には職人さんの顔が赤くなっていました。
さて、宇治市A邸の本日の作業内容といいますと、大工さんによる土台の墨出しと外部水道配管工事です。



右に見えるのが谷山組棟梁の谷山さん(歳も今が旬で腕はピカイチ!!)、左側が今回A邸を担当する大工田原さん(さすが年の功で色々な事を知ってはります。そして腕も抜群で、何よりもこの歳の人には珍しいくらいに柔軟な頭の持ち主!!)です。
土台の墨出というのは、建物の通り芯を基礎に墨つぼでしるしをつける作業の事で、建て方の時に、つけた墨通りに土台を敷いていきます。もし、この墨が間違っていると建物がいがんでしまったりするので、とても重要な作業になります。




そして、外部水道配管工事です。
今回は、敷地が広かった為重機による掘削が出来ましたが、狭い所では人力で掘っていきます。その為か、水道屋さんはマッチョマンが多いような気がします。ちなみに、外部配管工事は今日1日では終わりませんでした。もう1日掛かりそうです。

型枠バラシ

2006-05-18 17:42:29 | 京都木想館ができるまで
先週末から急に雨の日が続くようになって気分が重くなる今日この頃です。
しかし!雨でも現場は進んでいきます。もちろん、雨が降ると具合が悪い仕事(コンクリート打ちなど)は出来ませんが。
宇治市のA邸では、昨日と今日で立ち上がりの型枠バラシを行いました。最近の雨で基礎内に雨水がたっぷり溜まっていました。



↑Aさん撮影

上の写真は恥ずかしながら横井川(私)です。これは何の写真かというと、基礎内に溜まった水をあらかじめ設けていたパイプを通じて外に出している写真です。このように水抜き用のパイプを設ける事により、建物が建つまでの間基礎内に水を溜めないですみます。
                                                      

ベタ基礎

2006-05-09 19:38:37 | 京都木想館ができるまで
 現場管理をさせていただいる横井川です。しばらくの間ブログから遠のいていましたが再開したいと思います。
以前「福井の家具屋日記」で紹介があった、二年前の改装工事で化学物質過敏症になられたAさんのお宅もいよいよ工事着工(今基礎工事中)となりました。
いきなりですが現在までの工事状況を報告したいと思います。



基礎を作るためにまず地盤を整地し、掘り下げます。これにはバックホーと呼ばれる重機で作業を行ないます。



基礎を支えるために砕石を敷き詰め充分に転圧します。その上に防湿フィルムを全面に敷き詰め捨てコンクリートの打設を行ないます。



捨てコンクリート打設後、鉄筋を組みます。上の写真はハウスGメン検査員による配筋検査状況です。





そして、本日ベースコンクリート打設が完了いたしました。ベースコンクリートの打設方法は、均し棒などで平らに均すだけが一般的です。しかし当社では、鏝で硬くなるまできれいに押えて仕上げます。

東の都

2006-04-28 13:08:58 | 京都木想館ができるまで
 先日、OMソーラー協会による勉強会があり、大阪のM本氏と二人で東京に行ってきました。勉強会はいかに女性に家の魅力を伝えるかといったことなど、アピールの仕方を勉強してきました。今回の勉強でより分かり易い木想家にしたいです。4時間の講義のあとは、せっかくだからと建築の勉強に今年オープンした”表参道ヒルズ”を見学しました。安藤忠雄氏が旧同潤会アパート跡地を使って設計した表参道ヒルズは地上3階から地下3階まで巡回式のスロープで結ばれた商業施設です。さすがに洗練された雰囲気は眠っていいた建築精神を磨いてくれそうです。帰りには六本木ヒルズにも見学におとずれました。こちらのヒルズは規模が圧倒的に巨大でかなり迷ってしまいました。六本木ヒルズは建物というより、小都市を感じさせるつくりで同じヒルズでも好対照でした。残念ながら当日うわさのあの方が保釈ということで少し期待をしたのですが、会えるどころかどこにいるのかさえ分からないありさまでした。。。(や)


雑誌デビュー

2006-04-21 19:48:13 | 京都木想館ができるまで
本日は、雑誌”住む。”の方々が3年ほど前にKJWORKS京都支社で工事を行った、島本町のB様邸の取材をされました。B様邸はへーベルハウスのお住まいを木の家に改造された異色の改造物件です。コンクリートと木造の混構造は難しいため、”住む。”の方も着目されたのでしょう!
最初は京都の事務所で現場を担当した横井川がインタビューを受け、施工時の状況を語っていました。このような事は初めてなので最初は戸惑っていたようですが、説明を続けるにしたがって、普段どおりの話し方でした。さすがプロ!

打って変わって、B様邸に取材に訪れると主役はB様。インタビューはB様もあふれ出すように住まいに対する思いを語っておられました。その間、写真家の方が住まいの写真を撮るため、家具や照明器具まではずしたり移動したりとバタバタでした。写真家の方の妥協を許さないプロ意識がオーラのように出ていました。
これらの内容は、雑誌”住む。”夏号に掲載予定ですので。ぜひご覧ください!


写真家の指示で照明器具をはずします

雨の行方

2006-04-14 17:17:16 | 京都木想館ができるまで
最近は桜を散らす雨が多かったのですが、庭の水はけが悪い場合透水パイプを仕込む追加工事を行うことがあります。透水パイプとは下の写真のような上半分が網目になった樹脂製のパイプです。下半分は水が流れるため網目は埋められています。

この透水パイプを庭に埋め廻りを砕石などで覆います。そして上から土を被せてしまいます。そうすることで砕石を通過した雨水がパイプを伝って桝に流れ出るという仕組みです。土の水はけが悪い場合特に有効です。さらにその上から芝生を敷くと全くパイプが埋まっているように見えません。これ池のようになってしまう庭も水が引いてくれるでしょう!