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KJワークスの『家づくりの現場から!』

KJワークスの建築現場担当者からお届けする家づくりのブログです。

思わぬプレゼント

2007-07-18 20:24:11 | 京都木想館ができるまで
今日は『木想家の人たち』で画家のNさんから思わぬプレゼントを頂きました。





以前はご覧のような春の桜の絵を頂いてずっと掛けさせてもらってたのですが、「もう夏やのにあの絵ではなー」と気に掛けて頂いていたらしく、夏らしい絵を!という事で夏らしい絵をもって来て下さいました。





この絵は四国の海らしいです。


Nさん!すばらしい絵をありがとうございました。

宇治市A邸

2006-09-15 21:34:10 | 京都木想館ができるまで
宇治市のA邸新築工事も残す所あとわずかになりました。振り返るといろいろな事がありましたが、お互いが納得できる木想家になったのではないかと思います。とは言ってもまだもう少し工事が残っているのでがんばります。
現場の進捗状況もかなりとんでしまいましたが、建具がつきました!!!(当然ですが・・)



トイレの建具は、中に入っていたらわかるようにワーロンのスリットを入れています。ちなみに建具材も全て杉で製作しています。




↑玄関引き違い戸




最終美装工事風景です。今回は薬品を全く使わず水洗い工事でしました。

家具工事!!

2006-09-05 23:22:32 | 京都木想館ができるまで
本日、宇治市A邸でキッチン及び下足箱取り付け工事を行いました。
今回のキッチンはオールステンレスオリジナルキッチンですが今までと違う試みをしてみました。それは何かというと引き出しレールをブルム社のレールを使用したことです。
木製キッチンでは使用する事がありますがステンレスキッチンでは初めてでした。
このレールの特徴はブルモーションという金物が内臓されており強く引き出しを閉めてもゆるやかに速度が低下し、ゆっくり静かに閉まることです。もう1つは30kg、50kgの重みみ耐えることが出来る頑丈さがあります。



緻密に計算しながら製作します。




引き出しもめいいっぱい出すことが出来、物を取り出すのに便利です。



下足箱にもこだわります!!。オール吉野杉の下足箱です。



バルコニー

2006-09-04 22:44:59 | 京都木想館ができるまで
今日の現場は枚方市のF邸です。長かった改装工事もいよいよ終わりです。最終工事は、バルコニーの模様替えです。
一般的な建物のバルコニーは、アルミ製のものか防水を施したものが主になります。当社ではほとんどが木製ですが・・・。
F邸のバルコニーはもともと防水を施してありましたのでその上に新たに防水をやり直しました。防水の面では完璧なのですが見た目が・・・。というわけでタイルを貼ったら?という事になったのですがタイルを貼ろうと思うと下地のコンクリートを塗らないとだめです。そうすると、バルコニーが重くなりすぎて心配。そこでひらめいたのがTOTOの「タイルデッキ材バーセア」でした。この材料は下地不要でバルコニーに負担をかけません。






施工も簡単なので是非一度試して見てください。

内壁仕上げ工事

2006-08-23 20:34:12 | 京都木想館ができるまで
宇治市A邸では、木工事からいよいよ内壁の仕上げ工事へと移っていきかけてます。1階では大工工事がもう少し残っていますが2Fの方は終了している為2階から内壁の仕上げをしていきます。A邸では、収納以外の壁は全て薩摩中霧島壁塗りです。(一部腰板貼り)



この薩摩中霧島壁は塗り厚が約5mm程度で最近の内壁仕上げ材にしては分厚い壁の仕上げとなり、頑丈な壁に見えます。そして、厚みが付く為色々なパターンで仕上げることが出来ます。今回はヘアーライン横引き仕上げです。



壁に薩摩中霧島壁を真直ぐに塗りつけて水の引き加減を見計らい刷毛で仕上げます。

久々に宇治市A邸のご報告

2006-08-18 20:10:41 | 京都木想館ができるまで
宇治市A邸では、本日外壁の掻き落とし仕上げ工事を行いました。
春秋冬と違い夏の外壁仕上げの場合、昼までにどれだけの面を塗れるかが勝負どころになります。中途半端な時間まで塗っているとその日に仕上げる事が出来なくなります。次の日に仕上げようと思うと固まりすぎて仕上げられなくなります。ですから左官屋さんの場合夏に土間のコンクリート打ちや外壁塗りの場合昼ご飯も食べている余裕が無い時が多多有り大変な仕事だなと関心してしまいます。



塗り付け



剣山のような物でガリガリと表面を掻き落としていきます。
すると昔ながらの外壁の俗にいう「掻き落としリシン仕上げ」になります。




内部では腰板貼りと石膏ボード貼りをおこなっています。




普通の石膏ボードと何か違うなと思いませんか?色が違うのがわかりましたか?
A邸では一般的に使用されている石膏ボードではなく、吉野石膏の「ハイクリーンボード」といわれるものを使用しています。
ハイクリーンボードとは
(ホルムアルデヒド吸収分解せっこうボード)
せっこうボードの優れた性能を保持したまま、「シックハウス症候群」の原因となっているホルムアルデヒドを吸収し、さらに分解し低減させることが出来るボードです。

改装工事の紹介 PART4

2006-08-05 19:53:34 | 京都木想館ができるまで
F邸改装工事も残るは建具工事、設備器具取付、美装工事、外構工事となりました。
それでは、今日までの大まかな流れを説明させていただきます。




壁の下地石膏ボード貼りです。



石膏ボードに無数の汚れ?みたいなのが見えると思いますがこれは、石膏ボードを止めるビスの穴を埋める為のパテです。ビスの穴を埋めずに珪藻土や和紙を貼ると仕上げの厚みが薄い為ビスの部分だけ剥離したりします。仕上げの材料によってはパテは必要が無いものもあります。




土佐和紙貼り状況です。



珪藻土塗り状況です。

そして今日は、カーテンの打ち合わせを現場でおこないました。普通一般的に、カーテンなどを選ばれる時、カタログを見て選ばれたり、カーテン屋さんに出向いて選ばれたりというのがほとんどだと思います。しかし、果たしてその選んだカーテンが部屋に一番あった物(色、柄)だったかというと疑問です。そこで活躍するのが「自宅で試着できるオーダーカーテン」シー・フォレストさんです。



自宅で試着できるというだけあって車の中には約500種類ものカーテンが用意されています。
お客さんと部屋のイメージにマッチした色柄をコーディネートしていきます。






こうして実際部屋で色々なカーテンをあわしていくとすごく解り易く楽しい気分になりました。カーテンをお考えの方は是非声をおかけ下さい。

家具工事!!

2006-07-28 20:30:44 | 京都木想館ができるまで
本日、F邸改装現場では家具工事をとりおこないました。
当社では、家具の寸法採りや打ち合わせ、図面作成は各現場担当者がしている為、家具の取り付け時には各現場担当者立会いのもと進めていきます。
私も今日一日立ち会っていましたがあまりにも暑すぎてのぼせてしまい、3回鼻血がでました。何もしてないのに情けない限りです。
そんな私を横目に職人さん達は作業を進めていきます。



↑黄色いキッチン(当然オリジナルです)




↑洗面台は桧の積層材を使用しました。

内法材加工

2006-07-26 19:25:27 | 京都木想館ができるまで
宇治市のA邸では、内法材(窓枠や建具用の鴨居など)の加工をおこなっています。一般住宅では窓枠材や建具用鴨居などはセット商品で長さをカットして取り付けるだけの塩ビ製のものを使用しています。ですが当社では内法材は無垢材を使用し全て加工するため時間がかかります。





大工さんの長年の感を頼りに鉋の刃が出過ぎないように調整します。




鉋かけは大工さんの腕の見せ所です。

改装工事の紹介 PART3

2006-07-25 20:13:22 | 京都木想館ができるまで
改装工事もいよいよ大詰めになってきました。


天井の杉板貼りは終了し、建具用の鴨居などの化粧材もほとんど取り付けられました。



新築と違い壁の通りが悪い家が多いので真直ぐに直していきます。この作業は非常に重要な作業で山尾さんが手がけていきます。そして、いよいよ明日から石膏ボード貼りと腰板貼り工事へと移っていきます。



この写真を見て頂いて、おかしいところがあるのが解りますか?
そうです!!屋根瓦の隙間から花が咲いているのです!!。
瓦屋さん曰く「花が咲くという事は瓦の下の土が水分を含んでいるから。という事は雨漏れする確率は100パーセントです」現に漏れている所は何箇所かありました。
ここまでなっているともうやりかえるしかないという事で早速やり替え工事を行ないました。



のし瓦をめくると土はドボドボに濡れていました。