長岡京市のK様邸では先日上棟式も滞りなく完了しいよいよ大工工事が本番となります。屋根がかかっているのは2階の屋根だけで平屋の屋根(下屋”げや”)は、ブルーシートを掛けただけの仮設の屋根でした。いつ雪が降ってもおかしくない最近の寒さのため今日は下屋をかける工事を行いました。先日のブルーシートを思わせる晴天の中、垂木(屋根をささえる骨組み)をかける作業からスタートです。

垂木がかかると、垂木の間に断熱材のスタイロフォームを仕込みます。続いて屋根の下地材となる構造用合板を垂木の上に敷きつめ、釘で固定して完了です。最後に防水用のシートを敷きます。これで雨が降ろうが、雪が降ろうがしばらくは内部の材料が濡れる心配はありません。今回の現場のように大工4人で建て方から短期間で屋根を掛け終えることのできる当社の工法は冬場はもちろん夏場など雨の多い日本に適した工法と言えるでしょう。雨の少ない欧米より納入された工法では木造にもかかわらず建築途中の雨を考慮したとは思えない工法もあるためです。
今週末には足場の周りにネットが張られるため建物の形のダイナミックな変化を楽しめるのも今日までとなります。

垂木がかかると、垂木の間に断熱材のスタイロフォームを仕込みます。続いて屋根の下地材となる構造用合板を垂木の上に敷きつめ、釘で固定して完了です。最後に防水用のシートを敷きます。これで雨が降ろうが、雪が降ろうがしばらくは内部の材料が濡れる心配はありません。今回の現場のように大工4人で建て方から短期間で屋根を掛け終えることのできる当社の工法は冬場はもちろん夏場など雨の多い日本に適した工法と言えるでしょう。雨の少ない欧米より納入された工法では木造にもかかわらず建築途中の雨を考慮したとは思えない工法もあるためです。
今週末には足場の周りにネットが張られるため建物の形のダイナミックな変化を楽しめるのも今日までとなります。
本日、長岡京市のK様邸で建て方が行われました。”建て方”とは、柱や梁などの構造部材を組み上げる作業のことです。木想家では大きな構造部材も木造で組むため材料はかなり多くなります。今回の材料は10tトラック(大型バス並の大きさ)と5tトラックに満載でした。K様邸の前の道は少し狭いため大型トラックが進入できません。そのためクレーン車のみが現場前に陣取り材料は全て小さめのトラックでピストン輸送をしました。当初この輸送に手間取ると思われましたが日ごろの行いの良いせいか(?)とても順調に進み、計画の1.5倍程度のペースで工事が進みました。そのため、あれよあれよと言う間に出来上がっていきました。大工さんも好天と工事のペースの良さでノリノリで仕事が進みました。木工事の幸先の良い出だしとなりました。



長岡京市のK様邸では基礎工事も完了し外部の配管工事を行っていますが、職人さんと話していると普段何気なく使っている言葉の中には業界用語と言う専門用語が改めて多いなと思いました。
その中で水道屋さんが、ひたすら”そのチーくれ””チーそっちやってくれ””チーずらして”などと叫びます。チーっていったらチョキ?と思うかもしれませんがこれは配管のT字になっている継ぎ手の事を指します。正式には”チーズ”と言います。これは食べ物の"cheese"ではなく、T字型の物を示す"tee"の複数形"tees"と言われています。何故、配管ひとつでも複数系を使うか分かりません。どなたかご存知の方がいらっしゃったら教えてください。
ちなみにL字型に曲がった配管は、エルボ"elbow"と呼びます。エルボは英語で肘を指します。肘を曲げた形が似ているからでしょうね。蛇足ですがelbowという英語は、腕を示す古英語"eln"と弓を示す"bow"が合体した単語です。腕が弓のように曲がった部分が肘というわけです。
業界の人が専門用語と気がつかないものほど一般の人が分からない言葉も多い気がしますので、また折に触れてご紹介したいと思います。

その中で水道屋さんが、ひたすら”そのチーくれ””チーそっちやってくれ””チーずらして”などと叫びます。チーっていったらチョキ?と思うかもしれませんがこれは配管のT字になっている継ぎ手の事を指します。正式には”チーズ”と言います。これは食べ物の"cheese"ではなく、T字型の物を示す"tee"の複数形"tees"と言われています。何故、配管ひとつでも複数系を使うか分かりません。どなたかご存知の方がいらっしゃったら教えてください。
ちなみにL字型に曲がった配管は、エルボ"elbow"と呼びます。エルボは英語で肘を指します。肘を曲げた形が似ているからでしょうね。蛇足ですがelbowという英語は、腕を示す古英語"eln"と弓を示す"bow"が合体した単語です。腕が弓のように曲がった部分が肘というわけです。
業界の人が専門用語と気がつかないものほど一般の人が分からない言葉も多い気がしますので、また折に触れてご紹介したいと思います。
