mokekyoのビデオカード+SCSIカード備忘録

オークション用にテストした際に得たビデオカードとSCSIカードの備忘録。

パッシブ/アクティブ ターミネータを判断する

2020-09-20 14:46:34 | SCSI_terminator
秋葉原やオークションなどで購入したものを
動作確認しているが、ターミネータは見た目からは
パッシブタイプかアクティブタイプか判断が
つかない。

中にはモールドやシールで記載されているものも
あるが無いものはどうしたものか。


そこで、動作確認というか電圧を見て判断
することが可能なので、試しにこういうものを
作ってみた。





家にあるもので作った。DSUB25ピンのコネクタとか
あるでしょ、普通(ねぇよ

ターミネータを繋ぐ時は変換アダプタを使って
接続する必要があるが、手持ちにコネクタが
無かったのでよしとする。

やってる事は単純で、ターミネータパワー端子に
SATA電源ケーブルの5Vか3.3Vを繋いで、データ端子の
1本の電圧を見るだけ。

判断するのはテスターに繋ぐためにバナナ端子を
プラケースにつけておく。スイッチで電圧の変更を
する。これだけ。


パッシブターミネータは抵抗を使った分圧をして
いるので電圧が5Vの場合と3.3Vの場合では
明らかな値の違いが出てくる。大抵は300Ωと200Ωで
分圧しているので3Vと2V前後の値になる。

アクティブターミネータは、定電圧ICを使っているので
5Vの場合、2.85V前後の値になる。3.3Vの場合、
性能によるが2.85Vを維持するものもあれば、
2.6Vくらいまで下がってしまうものもある。
でも、3.3V自体イレギュラーな電圧なので無下に
出来ない。

本当ならば可変電圧ICを使って6Vくらいから
4Vあたりを入れて電圧に変化があるかを見た
方が面白いが、可変の探したが手持ちに無かった。残念。


これでターミネータの情報が付加できるが
加えて68ピン-50ピンのSCSIケーブルの
ターミネータパワー端子がどう接続されているかを
判断も出来そうなので、追加パーツも構想中。
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