mokekyoのビデオカード+SCSIカード備忘録

オークション用にテストした際に得たビデオカードとSCSIカードの備忘録。

68ピンと50ピンのSCSI変換アダプタの落とし穴(追記あり)

2020-01-05 14:17:21 | SCSI_CABLE
オークションで今までもSCSIコネクタ変換アダプタは
売ってきたが、50ピンと68ピンの変換アダプタでは
モノによってそのままでは使えない場合があるので
覚書を残す。


これは問題のあるタイプの変換アダプタの中身。
50ピンと68ピンの互換性のあるピンを直結して
あるだけ、本来それで十分機能するはずだが、
一部のピンについては機能が変更されているようだ。

問題はターミネータの電源ピン、古い資料を見ると
50ピンで12、13、37、38がターミネータパワーと
なっている。しかし、売っていたものを確認して
見ると一部のピンが繋がっていない。




どういう理由かは判らないが市販のケーブルの
配線を確認するとターミネータパワーが1本しか
配線されていないことが多かった。そして、
配線されていないターミネータパワーがGNDに
配線されていたものもあった。

電源が短絡していたら上手く動かないのは
あたりまえだ。


中古でパッケージなどに配線情報が無い場合
注意が必要だ。うちにはこの直結タイプの
変換アダプタが多くあるのでパターンカットして
使えるようにして出品する予定だ。

1月7日追記
よく調べたらRATOC製SCSIカードの説明書に
ピンアサインが書かれていた。結論としては
68ピンのワイドSCSIについては上記に示した
4ピンが全てターミネータパワーとして記載され
50ピンでは38ピンのみターミネータパワーと
なっている。規格と言うかワイドとFASTの
差なのだと思われる。それらを考慮しての
メーカー品の変換ケーブル、アダプタの配線
されているので、無名のものを検討する時は
気をつけた方が良いだろう。私の出品して
いるものは確認しているので問題はない。

ちなみに


こんな感じにパターンをカットしてみたので
後でテストしてから出品する予定。
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