もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

「サッド ムービー」

2006-10-19 20:59:40 | 韓国映画
10/11 試写会にて鑑賞 

最初から「泣かせまっせ」なタイトル。
ううむ。
一組の親子と、カップルとその妹、彼女のあこがれの人、
そして別れの危機にあるカップル。
8人の人生がどこかリンクしている。
そんな人々の身の上に起きる悲しい物語。

いやー、最初で展開が読める超ベタなストーリー。
妹ちゃんが耳は聞こえるのか聞こえないのかが曖昧だったり、
やけどの必要性もいまいちで、ツメが甘い感じ。
エピソードもベタすぎ、ラストのビデオはありえないし、
泣けませんでした。
ちゃんと”悲しい話”なんですけど。
泣いてるお客さんもいましたし。
各々役者さんのファンの方におすすめ。

それにしても、韓国のかわいいキャラ基準は謎である。
遊園地の7人の小人、かわいくないどころか不気味。
マシマロもあんまり流行らなかったよね、日本では。
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今だ風邪抜けず

2006-10-18 22:55:02 | Weblog
友達も風邪ひいたそうで、
なんか危険な季節です。
16日には試写会で「地下鉄(メトロ)に乗って」を観たのですが、
記事が書けません。
先週の「サッド ムービー」も書いてないし、
滞っております。

”風邪をひいたらネギを鼻に突っ込む”
という荒業を聞いたことがありますが、
本当に効くのならやってみたいです。
長ネギならあるので。
あ、とりあえず梅醤番でも飲んで寝よ。
コメント (2)
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THE CONVOY SHOW ATOM’06

2006-10-17 23:54:04 | アート
コンボイ観て来たよ。
カッコイイおじさん達だよ。
ダンスも楽器も和太鼓も歌もお芝居も、
めちゃくちゃ達者だよ。
四十路とは思えない身体のキレ。
ダンスの種類が違うと、使う筋肉も違いそうなのに、
全員見事なの。
ターンなんて「きゃー」と言いたいくらいカッコイイさ。
コンボイのショーは
いつもとても上等なものを観ている気分になる。
エンターティメント、分類・コンボイショー。
初めてっぽい人が、最後には
気分はスタオベ、な勢いで拍手していて感激。
ひろさんが優雅でステキ。
ねずみさんはスペシャル。
カーテンコールが沢山ありました。
てっぺん席でしたが、ぶんぶん手を振ってしまいました。
ああ、楽しかった。
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「紙屋悦子の青春」

2006-10-15 21:54:52 | 映画
10/9鑑賞

黒木監督の三部作の最終章。

病院の屋上で昔語りをする老夫婦。
二人の出会いは見合いだった。
昭和20年の春、鹿児島。
東京大空襲で居合わせた両親を失い、
兄夫婦と住む紙屋悦子には、密かに心を寄せる男性がいた。
兄の後輩の明石少尉。
しかし、その明石は親友・永与少尉との見合い話を持ち込んでくる。
自分の気持ちを隠して、見合いに望む悦子。
以前に見かけた悦子に一目ぼれをしていた永与は、
不器用だが温かい想いを示す。
明石は特攻に志願することを決めていて、
悦子を永与に託したのだった。
自らの気持ちを隠したままで。

登場人物は5人でシーンのほとんどが紙屋家という、静かな映画だ。
戦闘シーンはひとつも出てこない。
それでも滲んでくる想いは
「反戦」という固い言葉ではなく、
「戦争は嫌だ」というひとりひとりの想い。
らっきょうと赤飯を食べれば爆弾に当たらない、という風聞を聞き
半信半疑で食卓にのせた兄嫁が言う
(負けてもいいから戦争が早く終って)「赤飯は赤飯で食べたか!」の言葉。

他にも、戦時下でも人々は笑い合って生きていたのだというシーンが多く、
ゲラゲラと笑って観ていた。
永与の生真面目さは、悦子にとっても微笑ましいものだったろう。

明石と悦子はお互いに想っていても、
それを伝え合うことの難しい時代だった。
まして、死に行く身であればなおのこと。

「父と暮らせば」もそうだったけれど、
舞台を映画化したということで、
より沢山の人に観てもらえるのは大切なことだと思う。
声高に叫ぶ映画でも、強烈な映画でもないけれど、
戦争が個人から奪ってゆくものを描いている。
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秋の風邪っぴき

2006-10-14 20:18:19 | Weblog
なんかアヤシイと思って、葛根湯を飲んだりしてましたが、
本格的に風邪ひきました。
だって最低気温3,4度まで下がったからねぇ。
身体がついていきません。
まあ、食べ過ぎてたり寝不足だったり、
風邪を呼び込むような生活をしていたので、
仕方ないか。
東洋医学的には、風邪をたまにひくのはいいことみたいですよ。
あと、食べ物はおかゆで正解。
栄養のあるものを食べると、胃腸に負担がかかるので、
かえってマイナスだそうです。
(友人からの情報)
今日はゆっくり眠って昼寝もしました。
熱が無いので足湯もしました。
そして、ストーブもちょっと点けてしまった。
冬ですなぁ、そろそろ。
ぐうぐう寝るべし。
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「フラガール」

2006-10-13 22:31:51 | 映画
福島県いわき市の、旧常磐ハワイアンセンターの成り立ちの物語。

何度か泣いちゃったけど、
他の人たちとは違うツボが多々あった。

昭和40年の常磐炭鉱。
一時の隆盛の影も無く、
時代の波に飲み込まれて閉山への一途を辿るヤマでは、
合理化という名の首切りが行われている。
起死回生の事業はこの地にハワイを作り上げるという、
にわかには信じられないお話。
当然反対意見も根強い。
しかし、
東京からダンスの先生がやってきて、
盆踊りくらいしか踊れない少女達にフラを教え始める。

気位の高い元ダンサーの松雪泰子が見事。
踊りもすごいし、半端じゃない気の強さもぴったり。
早苗の父親を追いかけて男湯に入っちゃうとこ、笑えた。
気の強さでは負けていない紀美子の母、
富司純子が、きれいに映ろうなんてカケラも思っていない潔さで、
ヤマの女の強さを演じている。
そして、友人の早苗に引きずられてフラを始めた紀美子は、
いつのまにか踊ることが大好きになってゆく。
彼女もやはり気が強い。

李監督、強い女ばっかりじゃないか~。


炭住の風景が懐かしくて涙が出た。
そう、私は炭鉱育ち。
とっくに傾いてた40年代に、木造の長屋に住んでたさ。
女の人は働いてなかったよ、選炭は機械がやってたもん。
川は石炭を洗った水でいつも真っ黒で、
川というのはそういうものかと思ってた。
お父さんは一番方、二番方、三番方と、
三交代で働いてた。
坑口は立て坑をエレベーターでずーっと下がったとこにあった。
粉塵で真っ黒になったお父さんたちは、
お風呂にに入ってから帰ってくる。
家族は銭湯じゃなくて共同浴場で、
お金払ってなかったはず。
確か8時とかに終わりで電気が消されたような。
炭車に挟まってケガをするなんてよくある話で、
落盤とかガス爆発などの大きい事故の時はサイレンが鳴る。
映画でサイレンが鳴った時、びくっとした。
私がいる間には大きい事故はなかった気がするけど、
ガス爆発で石炭に引火すると、水を入れてふさぐのは知ってた。
大人が話していたのだろうか?
(救出できない人はそのまま)
石炭はSLが運んでいた気がする・・・。
ますますもって、いつの時代の話?だね。
ストーブは当然石炭ストーブ。
石炭小屋が物置と一緒になってた。
映画では石油ストーブで、そりゃあ石炭ストーブは煙筒ごと運べないわ、
と思ってみていた。
多分、突っ込むとこじゃないんでしょう。

早苗のお父さんが遠く夕張へ行くとこで、涙したのは、
『そうそう。炭鉱しか知らない人って残った炭鉱を渡り歩くんだよ・・・』
と思い出したから。
いっぱいいたなぁ、そういう人。
どこに行っても結局閉山なのにさ。
早く見切りをつけて都会に出た人以外は、
最後はどうしたんだろう。
ワタシはお父さんそのものが違う人になったので事情が違う(爆)
そして、小さかったので記憶が曖昧なんだよな~。
おじいちゃんはもうちょっと後まで炭鉱にいたので(夕張)
その記憶と混じってるかも。

そういうわけで、涙のツボが周りの皆さんとちょっと違ってたけど、
ええ話や~「フラガール」
コメント (15)
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日ハム、パ・リーグ優勝!

2006-10-12 21:34:21 | サッカー とか
プロ野球の試合をフルサイズで見たのは、
随分と久しぶり。
というか、親と住んでた頃以来なのでは?
チャンネル権なかった頃。
昭和の話でございます。
にわかファンもいいとこだけど、
地元チームの優勝ってうれしい~。
でも、どこにポイントを置いて見たらいいのかが解らなくて、
疲れるサッカーファン。
どこか気を抜いてもいいとこがある気がするのだが。

日本シリーズももちろん見ます。
が、今の興味のポイントはすでにセールだったりする、にわかファン。
ごめんなさい。

サッカー?
昨日なんかちょっと見た気がするけど、
気のせいじゃないかな。
あんなバタバタした試合、ありえないじゃーん。
(現実逃避)

☆追記☆
地元ラジオを聞いていたら、
自宅風呂場でビールかけをした人が沢山いたみたい。
冷やしておいたら心臓麻痺起こしそうだったそうで、
野球ファンってこんなんなのか?
それとも道産子おだちすぎ?
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勝ちました!日ハム。

2006-10-11 23:40:28 | サッカー とか
たまたま居合わせたパブリックビューイングで、
7回裏から観戦。
気合の入った100人程の人々はみな、応援グッズを両手に、
応援歌なども歌ってました。
プロ野球観戦をしたことがないので、
初めて見た応援風景も興味深い。
本当に老若男女で振りも揃ってるわ~、楽しそう。
でも、参加したいとは思わない団体行動苦手ヤローがワタシ(笑)
サラリーマンはビールとファーストフードで、
テーブル席を確保できずに、スーツのまま床に座り込んでる人もいた。
いやいや、野球にはさっぱり興味のないワタシも、
最後まで見ちゃって拍手して帰ってきた。
道産子おだつおだつ2006年。
明日勝ったら日本シリーズなんですね。
ぜひ勝ってもらいたい。

実は複合施設内映画館での試写会で、
「サッド・ムービー」観た帰りでした。
感想は後ほど。
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イッツ・オンリー・トーク 絲山秋子

2006-10-10 23:40:24 | BOOK
映画「やわらかい生活」の原作。

本ではフツーじゃない車を乗り回しているのは、優子の方だった。
市会議員の同級生も、痴漢もウツ病のヤクザもほぼ原作通りだけれど、
祥一には妻子もいなければ、映画みたいな暖かエピソードはない。
優子の両親も生きている。
重要なポイントが結構違っていて、
映画のほうが優子も祥一も10倍くらい魅力的。
壊れっぷりもだが。
これは脚本の力でしょうな。
あとはもちろん監督とキャスト。

この本には「第七障害」とい馬術の障害競技の話もあって、
結構面白い。
絲山秋子、ぜひ「沖で待つ」を読みたい。
それから好き嫌いを決めたいと思う。
でも、図書館順番待ちだわ。

なんか、プロフィール写真を見るたびに
(この本には載っていない)
『固そうというか、高村薫チックというか・・・』
と思っていたら、2001年までサラリーマンだったんだ。
高村薫もお勤めが長かったから、似た雰囲気なのかな?
OLを長くやっていた(自分で書いている)内館牧子なんかは、
全然感じが違うのは個人差だけじゃない気がする。
仕事の形に人間がなる、というのあるもん。
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雪虫を見たよ

2006-10-09 20:38:15 | Weblog
紅葉はいかほどか?と
ちょっと郊外まで足を伸ばしたら、
場所によって2分3分くらいな感じ。
そして軽く山道な展望台に登ったら、
雪虫を目撃。
一ヶ月くらいで雪かなあ。

その後、「紙屋悦子の青春」を観に行きました。
静かないい映画でした。感想は後ほど。
古畑VSスマップをオンタイムで見ますので。
録画するとスマップといえども溜め込むのが目に見える、ずぼらー。
そして今頃はSMAPのみなさんはツアーオーラスの東京ドーム。
東京も秋かしら。
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