ヌサドゥアビーチの可愛いアイドル

バリ島では雨季とは言っても、
朝から晩まで一日中雨が降るわけではないので、
日課のウォーキングには何の支障もなく、
大方の予想に反して、今もまだまだ継続中です！（笑）

私のウォーキングコースは、１０月２日のブログにも書いたように、
ホテルが立ち並ぶヌサドゥアビーチ、約６Km。
ここを早歩きで１時間。
往路は海を右手に、ペニダ島や、
バリで最も高い３０００m級のアグン山を、
正面にはサヌールを眺めながらのコースです。
きちんと整備された遊歩道の周りには、プルメリアやヤシの木。
白砂が続くビーチは穏やかでとても静か。

素晴らしいのは風景だけではありません。
このビーチ沿いの木々には、可愛らしいリスたちが住んでいるんです。
リスたちのお目当ては、ホテルに宿泊しているお客さんたちからもらう、
ナッツやスナック。
フサフサのしっぽ、まん丸の黒い目、起用に小さな手を使って、
おやつを食べるしぐさはとっても愛らしく、ヌサドゥアビーチの人気者です。

リスと言うと、何となく寒い地域にいる生き物というイメージですが、
南国バリにも、こんなに可愛いリスたちが生息しているんですよ。

さあ！今日もピーナッツ持参でウォーキングに出発しよう～！

行列の出来ないドーナツ屋さん！？

先日、バリを訪れた友人とクタの街を歩いていた時のこと。
友人が突然、「クリスピー・クリームがあるぅ～～～っ！」と大騒ぎ。
友人曰く、「１～２時間待ちも当り前の有名ドーナツ店なのよ！
ここの持ち帰り用ボックスを持って歩くのが、
ちょっとステータスだったりするんだから～！」ですって！？
日本を離れてかれこれ１９年、ほとんど浦島状態の私には、
何の事やらさ～っぱりわかりません。
そこで、興奮気味の友人に引っ張られて、早速行ってみました。

私が食べたのは、「オリジナル」（５８００ルピア）と「モカ」（７４００ルピア）。
確かに生地はふわふわで、口の中でとろけるよう♪
まさに高級ドーナツという感じです。
でも・・・ドーナツの周りのコーティングが、これでもか！というほど甘ぁい！
ん～～～ドーナツ自体は美味しいのに・・・ちょっと残念。

お店には、私たち以外にお客さんは見当たらず、
もちろん、行列も待ち時間もありません。
場所は、クタのディスカバリー・ショッピング・モール内。
カルティカ・プラザ通りに面した大きな看板が目印です。

常夏のバリ島で、並ばずに食べられるクリスピー・クリームのドーナツ。
お味は日本以上かも！？

セラヤでマクロ三昧

日にち：２００７年１1月９日（晴れ）
ポイント：セラヤ
気温：３１度　水温：２８度
海況：波なし、流れなし　透明度１５ｍ

今日のお客さまは、毎年、年に２回ずつ潜りに来てくださるリピーターのＮさん。
日本で女優さんをされているNさんは、サンゴにも、トロピカルフィッシュにも、
そして大物にもまったく興味がない、大のマクロ好き。
彼女のリクエストは毎回いつも、小さな変わった生き物なんです。
そこで今日は、トランベンの沈没船の少し手前にある、
セラヤポイントへ行ってきました。

エントリーしてすぐに、コバンアジの群れがお出迎え。
群れているコバンアジを見られるのは、セラヤならではです。
まるで金属のような銀色のボディーで、尾びれ、背びれ、腹びれに
黒い縁取りがあって、とってもキレイ。
「Nさん、コバンアジ！」「あっ！ツバメウオの群れもいますよ！」
と指を指すも、Ｎさん、すでに砂地に這いつくばって小物探しに夢中！
そうでした・・・Ｎさんは小物にしか興味がないんでしたっけ・・・。

ということで、本日見た生物はマクロなものばかり。
ニシキフウライウオ（黒、黄色）、イボイソバナガニ、ムギワラエビ、
ムラサキコマチガニ、トゲコマチガニ、コマチコシオリエビ、
イソギンチャクモエビ、オラウータンクラブ、ヒトデヤドリエビ、
コマチテッポウエビ、スザクサラサエビ、ウミウシなどなど、
二人の美女（？）が、砂の上を「ほふく前進」・・・。
ダイビング＝優雅に泳ぐ、というイメージをお持ちの方が見たら、
きっとびっくりされちゃいますね～（笑）

マクロに限らず、「こんなの見た～い！」「あんなところへ行きた～い！」
というちょっとマニアックなダイバーさん！
何でもどんどんリクエストしてくださいね！
もぐりんどがきっとあなたのご希望にお応えします♪

過去１０年で最高の観光客数！

２００２年に発生した爆弾テロ事件から５年・・・。
一時は閑散としていた街が、今ではオフシーズンでも
たくさんの観光客で賑わうほどに回復しています。
確かに、ビーチを散歩していても、お買い物に出かけても、
バリ島の空気そのものが、生き生きと活性化していることを感じます。

それもそのはず、バリ州観光局のデータによると、
今年１月から８月までにバリ島を訪れた外国人観光客数は、
ほぼ１００万人！
一日当たり、平均で５０００人から６０００人の観光客が
毎日、世界各国から訪れていることになり、
なんと！過去１０年間で最高の外国人観光客数なんですって！

日本では、各旅行会社の積極的なプロモーションや、
バリ島に関するテレビ特番、そして、旅行情報誌「Travel and Leisure」での
「世界ベストアイランド第１位」受賞等の影響もあって、
首位独占状態の日本人観光客数は、上半期で去年比４８％アップ！
バリ島に住む者としては、何とも嬉しい限りです♪

インドネシア文化観光省の現在のプロモーションは、
「冒険旅行」と「文化遺産」。
「ダイビング」、「クルージング」、「ゴ ルフ」、「ショッピング」、
「スパ－ヘルス＆ビューティー」という素材がテーマ。
さらに来年、２００８年は「インドネシア観光年」で、
全世界からの観光客数７００万人を目指しているとか。

いつまでも平和で素敵なバリ島でありますように・・・。
バリ島の神々さま・・・どうかお守りください。

おばさんインストラクター今日も行く！

もぐりんどで使っているのタンクは、
アルミニウムの容量１２Ｌで、重さは約１７㎏。
ダイビングの準備や片付けで、
日々タンクを運んでかれこれ１８年（！）になりますが、
最近、何となぁ～くタンクが重たく感じるような気が・・・。
２０代の頃は、２本担いでもへっちゃらでした。
３０代の頃は、肩にひょいっと担ぎ上げて運んでいました。
そして４０代の今・・・。
ん～～～これはやっぱり歳のせい？
うぅ・・・このままではいか～～～～ん！
まだまだ頑張らねば～っ！

・・・と奮起して、今日はフィットネスクラブに行ってきました。
ウォーキングと軽いランニングを４５分、
それから腹筋、太股、二の腕の筋トレを３０分。
マシーンやダンベルを使って、イイ汗をいっぱいかきました♪

実は私、大の運動嫌い１０月３日のブログにも書いたように、
水中では「水を得た魚のごとし」なんですが、陸上ではどうも・・・。
ダイビングをしている時以外は、お菓子の袋を片手にDVD鑑賞。
日常生活では、歩かず！動かず！汗かかず！をモットー（？）に、
やや不健康な生活を送っていました。

ところが！今では週に２回のヨガに始まって、
ウォーキング、踏み台昇降運動、そしてフィットネスと、
まるで別人のような私～♪　
ヨガはすでに６ヶ月以上、ウォーキングももうすぐ２ヶ月、
周囲の予想を大幅に裏切って（？）、これが見事に続いちゃってます！
嬉しいことに、体重も体脂肪も少しずつ減りつつあるし、
持病の右肩の痛みもなくなったし、体力もついて来たし、良いことずくめです♪

私、自他共に認める正真正銘のおばさんインストラクターですが、
誰よりもダイビングインストラクターという仕事に誇りを持っています。
大切なお客さまに安心して潜っていただくためには、
やっぱり体力に不安があってはいけませんし、
いつまでもこの誇りをしっかり持ち続けて行きたい・・・。

お客さまのために、そしてもちろん自分のためにも、まだまだやるぞ～！

熟年元気印の二人組

日にち：２００７年１1月４日（晴れ時々曇り）
ポイント：パダンバイ
気温：３１度　水温：２６度
海況：波なし、流れなし　透明度１５ｍ

雨季を迎えたバリ島は、洗濯物はなかなか乾かないし、
バイクで移動する人たちはカッパが離せないし、
ちょっと不便な季節ですが、ダイビングには関係なし！
水中に潜ってしまえば、たとえ大雨でもまったく問題ないので、
雨季でも十分に楽しめます。

さて、今日のダイビングは、ダイビングスクール（最終日を迎えたＤ君）、
ファンダイビング（年に４、５回！というリピーターのＨちゃん）、
そして体験ダイビング（熟年のお二人）と、
バラエティーに富んだ３組のお客さまとパダンバイへ。
皆さん、移動の車中からハイテンションで、ワイワイおしゃべりが弾みます。
中でも、体験ダイビングの田村さん（６２歳）と熊倉さん（５５歳）は
元気いっぱ～い！
バッグから次々とお菓子を出して頬張る様子は、まるでルンルン遠足気分♪

さて、肝心のダイビングはと言いますと、なんと！水中でとんでもないことに！
昨日までいなかった、体長３～４cmほどのクラゲが大発生～～～！
このクラゲは、刺されてもピリッとするだけでそれほど害はないのですが、
それでもこんなに一面に発生するとちょっと・・・。
びっしり漂うクラゲに触らずに泳ぐなんて、ほとんど神業。
結局、皆さんちょっとずつ刺されてしまったのですが、休息中に熊倉さんが、
「ぐちのなか、ははれた～～～」と、かなり痛い様子。
口の周りを刺されたと思いきや、熊倉さん、どうやら口の中を刺された！？
「え～っ！口の中を刺されたの？どうやって～？」
水中で口を開けて、クラゲを食べてしまったんでしょうか？？？
長いインストラクター人生の中で、
「口の中」をクラゲに刺された人は初めてです！（笑）
こんな迷惑野郎（？）のクラゲくんですが、水中ではとってもキレイ♪
透明で、真ん中がうっすらと紫色で、長～い触手をゆ～らゆらさせて漂う姿は、
とっても優雅です。

休憩後、２本目はクラゲのいない反対側でトロピカルフィッシュに囲まれて、
みなさんそれぞれ満足の行くダイビングが出来ました。

本日、めでたくダイバーになったD君！おめでとう！
リピーターのHちゃん、もうすぐ１００本！
いつももぐりんどで潜ってくれてありがとう！
田村さん、熊倉さん、元気をありがとう！
もぐりんどは、とってもに素敵なお客さまに恵まれて、本当に幸せです♪

一番のお気に入りワルン

ここ数日、夜中や明け方に雨が降るようになって、今日は午前中ずっと雨模様。
いよいよバリ島は本格的な雨季に突入といった感じです。
さて、今日はヌサドゥアでダイビング・・・はっ・・・あわわ・・・。
またダイバーの血が・・・いかん！いかん！
ヌサドゥアでのダイビングの話は置いておいてっと・・・。

今回は、私が今一番気に入っているワルン（大衆食堂）を
こ～っそりとご紹介します。
お店の名前は「TANJUNG PINANG（タンジュン・ピナン）」。
クタのジャラン・ラヤ・クタ沿いにあります。
空港からラヤ・クタ通りを北上し、右手に見えるプラザ・バリ（免税店）や、
キミア・ファルマ（薬局）を過ぎると、小さな看板が左に見えてきます。
この辺りはトゥバンという地域で、あまり観光客の方には馴染みがないかも
しれませんが、実は美味しいお店がいろいろあるんですよ。

毎晩、大勢の人たちで大賑わいのこのお店。お料理は中華海鮮がメイン。
「え～！また中華かよ！」「何でバリなのに中華ばっかり！？」と
お叱りを受けそうですが・・・。
実は、ガイドブック等で代表的なインドネシア料理とされている、
ナシゴレン（インドネシア風焼飯）やミーゴレン（インドネシア風焼そば）ですら、
元は中華料理。正当派インドネシア料理ではないんです。
華僑が多く住むインドネシアで、美味しい物！と言えば
必然的に「中華料理系」になっちゃうんですね。

さて、ここでのお勧めは何と言ってもカニ！
コクのあるピリ辛味は、ビールにもご飯にもピッタリで絶品！
その他にも、牡蠣と卵の炒め物、イカやエビのバカール（炭火焼き）等も
新鮮でとっても美味！しかも安い！

オープンキッチンで中華鍋が鮮やかに舞い、
あちこちから注文の声が飛び交う、東南アジアならではの活気がムンムン。
高級レストランでのおしゃれなディナーにちょっと飽きたら、
こんなエネルギッシュなお店で、熱い夜を過ごしてみませんか？