作アレクサンドル・ドュマ
編訳 岡田好恵
学研プラス
1625年フランス。少年ダルタニャンは、王に仕える銃士になろうと、パリを目指した。
その頃、フランスの国王ルイ13世と大臣のリシュリュー枢機卿の仲が悪かった。(枢機卿‥カトリック教会の法王の次に高い位の聖職者)
国王を守るトレビル隊長の銃士隊と、枢機卿を守る親衛隊が毎日のようにぶつかり合っていた。それらの争いごとに、ダルタニャンも巻き込まれて、ダルタニャンは、親衛隊の隊長を、打ち負かせた。その勇姿が認められて、王に褒美をもらい王の配下の隊に入ることができた。(三銃士とは違う隊)
ある日、枢機卿らは、王妃を罠にはめようと企てていた。それを知ったダルタニャンは動き出した。
なかなか、フランスの名作に触れる機会がないので、こういう10歳までの子どもでもわかりやすく編集されている本を読むのは良いと思う。