まろちゃ日記

ねこ、料理、バンド、友、ビーズなど

東歌

2010-09-08 20:07:39 | 万葉集
多摩川にさらす手作りさらさらに何そこの児の
ここだ愛しき(かなしき)

(税を調として布を差し出しことがあった時代
多摩川で布をさらしながら歌われたのだろうか。)

東国とは、遠江~陸奥までの範囲をさす。



都が奈良や、滋賀にあった時代、
この多摩川付近の文化はどんなっだのだろうか。

こうやって庶民の姿が歌から垣間みられるのも
面白いわ。
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万葉集 額田の王

2010-09-05 08:04:03 | 万葉集
そろそろ本も読まなくちゃね。
細かな読み取りはできないけど
雰囲気だけでも感じられたらいいな。


味酒 三輪の山 あをによし 奈良の山の 山の際に 
い隠るまで 道の隈 い積もるまでに つばらにも 
見つつ行かむを しばしばも 見放けむ山を
心なく 雲の 隠さふべしや                   



(奈良の山々の影に隠れるまで 三輪山を見ていたい。
しかし 無情にも雲が 覆ってしまって
その姿を見る事ができない。)

近江遷都に際し、大和の国を離れる悲しさを歌ったのだろう。 


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