てんかんもちの男の子スフェンと、パーケルという女の子のお話。2人は同じクラスだが、パーケルは、自己紹介の時、スフェンに囃し立てられたことを根に持っていた。スフェンは、教室で軽いてんかんを起こしてしまう。まわりのみんなに、もっと他のことで(いたづらとか)自分を印象づけたかったのに、そうできなかった。そしてパーケルは、前に飼っていた犬、アラスカが、スフェンの介助犬になっていることを知った。
お互いに反発している2人ですが、アラスカのおかげで、それぞれの悩みを知り、相手のことを思いやるようなります。オランダでも、銃撃事件があったり、警察は電話(専用ダイヤルでないとダメ)で簡単に動いてくれないんだということ、てんかんもちの人を支える介助犬の存在(日本には、まだいない)などのお国事情も知ることができます。
ウルフ・スタルク 徳間書店
おじいちゃんが入院した。しかし、大声をだしたり、きたない言葉を口にするおじいちゃんと、パパは折り合いが悪く、病院へ行きたがらなかった。孫での少年は僕は、内緒でおじいちゃんのお見舞いに行った。そして、おじいちゃんと、病院を抜け出す計画を立てた。船に乗せ、島にあるおじいちゃんの家へ連れて帰った。そこにはおじいちゃんの大事なものがあった。
おじいちゃんのきたない言葉の裏側にある心を読み取れる少年の優しい心に触れることができる。頑固なおじいちゃんも、そんな少年に影響を受け、きれいな言葉を話すようになる。素直になり、優しい気持ちを表そうとするおじいちゃんの心もぜひ読み取って欲しい。
先日行ったファリーナのパスタが美味しかったので、なぜあんなに美味しいか考えてみました。たっぷりのオリーブオイルにニンニク、あと、旨味。あの旨味は何なのか。うちの、キッチンにトリュフ塩があったので、これかな?と、これでオイルベースのパスタを作ってみました。美味しかったけど、まだまだ、プロの味には到達しませんね。
S.E.デュラント 作
杉田七重 訳
鈴木出版
AJは中学生の男の子。おじいちゃんとロンドンオリンピックでウサイン.ボルトが世界記録を出すのを目の当たりにした。
おじいちゃんも、ずっと走ってきた人だったが亡くなってしまった。それで、AJの生活に困ったことが起きていた。お父さんとお母さんは、学習障害があり、大事なことはおじいちゃんがやってくれていた。そのおじいちゃんがいなくなって、家の電気が止まってしまう。
そんな生活を気にしてAJは、自分のランニングシューズが、足に合わなくて走れなくなっていることを言い出せなかった。
走ることが好きなAJだが、先生の前で走る時間、わざと歩いてふざけたふりをしてごまかしてしまう。
子どもは、生まれてくる家庭を選べない。自分のやりたいことがやれない家に生まれてしまったら、どうする?自分の境遇を嘆いているのだが、自分のことより家族のためを選択する彼の透明な心に心熱くなる一冊でした。
あんず ゆき 著
中川 学 イラスト
山で白い犬と出会ったサチとおとう、犬に導かれ、たどり着いた家には、人が寝ていた。よく見るとその人は、すでに亡くなっていた。いったん、犬を置いてそこを離れた2人だったが、翌日お父は、死人を葬った。サチは犬を見つけ連れて帰った。犬は死にそうであったが、手当し、回復する。さちとおとうにとって、かけがえのない存在になった犬は、シロと呼ばれた。そんな折、大坂城では、豊臣秀吉が、虎を飼い始めたという。その虎のえさのために犬を差し出さなければならないらしいと村人は噂をしていた。いよいよ、サチの村にも犬集めがやってきて・・
少し読んだだけで、この本の魅力に引き込まれていきます。サチの犬への愛情が人を引き寄せるのでしょうか。ハラハラしながら読み進め、涙が溢れそうになり、あー読んでよかったと思う一冊でした。
今日は、午後から、一曲サックスのための音取りをしました。コピーです。
いい加減にカタカナを書き連ねてます。
YouTubeは、ゆっくり再生出来ないし、細かくストップ、巻き戻しできなくて不便。パソコンも重いし、機械の不便さで時間がかかりました。
いい加減にカタカナを書き連ねてます。
オタマジャクシは、後で入れよう。
赤羽じゅんこ 作
きむらよしお 画
福音館書店
学校帰り、同じクラスの3人組にからまれた岡本雄馬。そこに見慣れない着物姿の男の人が親戚だと言って、雄馬を救ってくれた。その人は白馬亭笑蔵という人で別れ際に、「人を笑わせたくなったら、たずねてこいよ。」と言った。最初は、ヘンテコ落語家なんて思ったけど、後日どうしても落語を習わなければならない、事情ができて・・