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映画 パブリック・エネミーズ

2009-12-14 | 映画

 

映画 「パブリック・エネミーズ」(←クリックしてね)を見ました。

年末、日本では一攫千金を夢見て、みんな年末ジャンボ宝くじを買っています。
くじ運の悪い私ももちろん買いました^^
そして大晦日まで3億円当たったら何に使おうかと夢を膨らませているのです。

でも、世の中にはこんなやり方で一攫千金を得ていた伝説の人間がいたのです。
ジョン・デリンジャーは1930年代のアメリカ、連続銀行強盗で大金を奪ったのです。

デリンジャーは市民のお金には手を出さなかったので、国民からもてはやされたのでした。
逮捕しても脱走を繰り返し、パブリック・エネミーNO1(社会の敵NO1)として2万ドルの賞金と共に指名手配されました。

 

この映画は何よりデリンジャーを演じているジョニー・デップが素敵でした。パイレーツ・オブ・カリビアンですっかりメジャーな俳優になって、2009年の「最もセクシーな男」にも選ばれました。

細かいことはとやかく言わず、1930年代のアメリカの雰囲気を味わうのがいいのではないでしょうか。
街中を走っている車に、トヨタやホンダの車はなく、ジーンズ姿の人間も見えなかったです^^当たり前ですが。
そして、現代とは違って、スーツ姿にロングコート、中折れ帽子が当時の刑事のスタイルだったのです。
もちろん、ギャング達も同じスタイルで銀行に強盗に行くのです。
兎に角、盗むほうも追いかけるほうもおしゃれなのでした。

デリンジャーが銀行強盗をしていたのは1933年、34年。
奪ったお金は合計500万ドル。
1934年7月映画館から出てきたところを射殺されました。
わずか31歳でした。