子供の頃、夏の夜になると、それはそれはうるさいほどのカエルの大合唱が聞こえていたものでした。
そんなカエルの大合唱も、もう聞くことはなくなりました。
住宅街になってしまっては、カエルの住む場所もないですからね。
私が知っているカエルに関する歌というと、文部省唱歌の「かえるの合唱」です。
♪かえるのうたが
きこえてくるよ
クヮ クヮ クヮ クヮ
ゲコ ゲコ ゲコ ゲコ
クヮ クヮ クヮ クヮ
これはだれでも知っている歌ですね。
ところが先日、すばらしいカエルの童謡があるのを知ったのです。
歌詞を聴いたとき、この歌詞を作った人は天才だと思いました。
早速ネットで調べました。
ありがたきかな、ネット!
♪、蛙の夜まわり ガッコ ガッコ ゲッコ ピョン ピョン
ラッパ吹く ラッパ吹く ガッコ ゲッコ ピョン
それ吹け もっと吹け ガッコ ゲッコ ピョン
ガッコ ガッコ ガ ハ ピョンコ ピョンコ ピョン
ゲッコ ゲッコ ゲ ハ ピョンコ ピョンコ ピョン
ガッコ ピョン ゲッコ ピョン ガッコ ゲッコ ピョン
いかがですか。
私にはカエルの声はゲロゲロとしか聞こえません。
カエルの鳴声と動作をこんなに生きいきと表現できる才能、
このように表現できる人は間違いなく天才としか思えません。
曲名は「蛙の夜まわり」といって昭和5年野口雨情作詞の作品です。
メロディはこちらで
昔の童謡はほんとうに情緒豊かですね。
こんなにすばらしい童謡が埋もれているのは本当に残念なことです。