路傍のひかりもの

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ひまわり散る?

2008-07-07 | Weblog

 

30年以上にわたり宇宙から日本周辺、アジア地域の気象観測などをおこなっている気象衛星ひまわりが散ってしまう危機にあるようです。
現在、宇宙で観測中のひまわりが2015年に寿命を迎えるため、新規に8号と9号を打ち上げるためには、来年度予算に製造費用及び関連費用を計上しなくてはいけないのだそうです。
ところが、そこに立ちはだかっているのが、あの悪名高い縦割り行政のようなのです。
6号、7号のひまわりの予算の7割は国土交通省航空局が負担しているのですが、8号、9号の計画には参加しないことになったため、その分の予算の目処が立たないのだそうです。
このニュースを見て、一度できてしまった仕組みを変えるのは難しいということを感じます。
一国民としては、毎年不必要な道路を延々とつくり続ける予算があるのなら、人間の生活の安全にかかわることに、2機で800億円は安すぎるくらいではないでしょうか。
道路特定財源も一般財源化したのではなかったでしょうか。
ならば、この際バーンと不足分を出してくれないでしょうか。
ちなみにひまわりは地球温暖化にかかわる海水温などの観測もしているそうです。

このような画像が天気予報から消えるのは寂しいです。
福田さん、なんとか予算つけてください!