神戸海保職員を逮捕へ 尖閣映像流出させた疑い(朝日新聞) - goo ニュース
どうやら一連のビデオの扱いに関して空白の時間があったようだ。
警察が暴走族取締りでビデオ撮影をするのと同じように、海保では国内外を問わず、違法操業や密漁、領海侵犯の証拠としてビデオを撮影する。
今回のビデオも証拠として大量の録画を取った。録画データは裁判用の証拠だけでなく、犯罪事例研究用やマスコミ用にも編集される。
中国漁船を公務執行妨害で検挙したのは9月7日で船長を那覇地検に送検したのは9日。さらに漁船と船員を釈放したのは13日。恐らくここまでは通常の事件と同じ様にビデオも編集されていたのだろう。だが22日に中国から政府に対し船長の釈放要求が出て話が変わってきた。23日に仙谷官房長官の了解で外務省職員が那覇地検に赴き事情を説明し24日夜に那覇地検は船長を処分保留で釈放した。
一連のビデオは12日まで海保のLANからはアクセスできたのであろう。ところが13日から22日までの間に国家機密になってしまった。
国家機密の内容は「警察24時」でよく見る暴走族一斉取締りの海版だった。
この期間を政府・民主党は何をやっていたのか？
9月7日は民主党代表選挙公示から1週間で、14日に菅の再選が決定し、17日に閣僚名簿の発表。21日に初閣議を行ない、副大臣と政務次官を決定。22日に菅や前原らは外遊に出発した直後に中国から抗議が入り、チビった仙谷か外務省が那覇地検に圧力をかけ、船長を釈放させて証拠ビデオが国家機密扱いとなった。
逮捕された海保職員が証拠ビデオを入手したのが国家機密になる前か後か？で大きく変わると思う。
そもそも事件発生直後に海保を管轄する前原が「ビデオを見れば一目瞭然」と発言し、マスコミにビデオの公開を匂わせた。那覇地検に船長釈放を強要したのは外務省らしいが、実際は仙谷総理の「指揮権発動」状態では無かったのか？また前原から引き継いだハズの馬渕は何をやっていたのか？「国家機密扱い」となったビデオの管理をどうしていたのか？
スッカラ菅はこの海保職員逮捕を中国政府への土産にするらしい。もしも中国政府が重罪を要求してきたら？あのアホ共は喜んで海保職員を死刑台に送るんだろう。
もう民主党政権は笑い事では済まなくなってきた。
沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐるビデオ映像が流出した問題で、海上保安庁の鈴木久泰長官は１０日午後の衆院予算委員会で「第５管区海上保安本部（神戸市中央区）の神戸海上保安部の巡視艇乗組員が『自分が流出させた』と上司に申し出たとの報告を受けた」と説明した。
捜査当局が押収した動画サイト「ユーチューブ」に映像を投稿した情報の記録を分析した結果、使われたパソコンは神戸市内のインターネットカフェのものであることも判明。海保や警視庁の捜査員がこの職員から事情を聴いており、東京地検から派遣された検事も聴取する予定。捜査当局は、国家公務員法の守秘義務違反容疑でこの職員を逮捕する方針だ。