母@SYD

ま、これでいいや。いまのとこ。

SLがやってきた!

2005-09-25 20:05:33 | シドニーの話
今年は、NSW州の鉄道150周年の年ということで、そのイベントとして、
シドニーのCentral StationにSL(蒸気機関車)がやってきた。

先週会社でその情報を同僚から仕入れ、息子を連れて行こうかな、
とダンナに話してみた。
「SLがCentralにくるんだって。20ドル払えば乗れるんだってさ。
 でも、○○(息子)にはまだわかんないかな?」
するとダンナ、「乗る!絶対乗る!20ドル?乗るでしょ!」
・・・ああ、そうだった。この人、時刻表が好きなだけじゃなくて、
確か小さい頃は、鉄道の写真とか撮りに行ったりしてたんだった。
というわけで、息子がどうとか、そういうことは関係なく、
今日はSLを見に行くことになったのだ。

CITYに行くなら、電車の方が何かと便利なので、
久々に息子をベビーカーに乗せ、電車に乗った。
最近私も車を運転するようになったので、息子と電車に乗るのは、
ほんとに久しぶり。
息子、大興奮。そして、緊張。かなり不安顔。

25分くらい乗車して、Central到着。
駅にSLや古い列車がディスプレイしてあるとのことで、ホームを歩いていくと、
なにやらモクモク煙が見える。
「あったー!あれだーっ!」なぜか、私が一番興奮。
時刻は午後1時を過ぎ、おなかもかなりすいていたのだが、
早速展示されている列車を見ることに。

やっぱり古い列車は、カッコイイ。
板張りの床や、革のシート。
寝台車に設置されたトイレなど、一つひとつが素敵。
SLは、思ったほど大きくなかったけど、煙をはいている姿は、
やはり、カッコイイ!
しばらくうっとり眺めているうちに、別のホームから、
SLが乗客を乗せて出発するところを目撃。
まさに「ぽっぽーっ」という大きな汽笛を鳴らし、
モクモクの煙を吐き散らして、ゆっくりゆっくり滑り出していく。
ああ、なんて素敵・・・。(うっとり・・・。)

一人20ドルで、30分ほどSL乗車を楽しめる、らしかったのだが、
古い列車は、座席も狭そうだし、息子が30分おとなしくしているなんて、
絶対に無理だと判断し、結局乗車するのはあきらめることにした。

その後駅を後にし、チャイナタウンまで歩き、ランチ。
それから紀伊国屋(本屋)&古本屋を巡り、
もうグッタリしながら帰ったのだった。

昨日に引き続き、今日も、心底疲れた一日。
・・・それにしても、SLは良かった!
思ったとおり、大人の方が楽しめたイベントだが、
息子も、彼なりにわかってはいるようで、「う~~っ」だの、
奇声&歓声(?)をあげながら、興奮していた。
少しでも楽しめたのなら、よかったよかった。