ダイヤ改正

この日曜から、シドニーの電車のタイムテーブルが変わった。
時刻表が大好きなダンナ。
2週間ほど前からネットで新しいタイムテーブルをチェックしたり、
かなり楽しみにしていたらしい。
朝の電車は何分に出る、だの、
帰りの電車は、ほとんどがうちの駅に止まるようになった、だの、
とにかく一人で大騒ぎしていた。

で、早速今日新しいタイムテーブルを駅でゲット。
かなり新しいダイヤに期待しているようだ。

とはいっても、ここはオーストラリア。
電車が時間通りにくるなんて、それこそ奇跡のようなもの。
私は、まったく期待していない。
ダンナが「電車が来ない」だの「待たされた」だのと
文句を言い出すのは時間の問題だ、と私は読んでいる。

実はダンナの時刻表好きは、おそらく義父ゆずり。
以前彼の実家に行くと、なぜか必ずその月の時刻表があって、
不思議に思っていると、時刻表とは毎月買うもの、だとのこと。
最近では、義父も面倒なのか、何ヶ月かおきに購入しているらしいが。
ネットで時刻なんかいつでも簡単に調べられる今だけど、
ダンナ的には、やはりそういうものは紙で見たいらしく、
たまに日本に帰国しても、分厚い時刻表を購入したがる。
コンパクト版はダメなんだって。

時刻表好きで思い出したのだが、
これまた義父譲りなのだが、ダンナ、大の地図好き。
ダンナの実家には、おそらく各都道府県すべての地図がある。
旅行した海外の地図は、もちろん購入。
ダンナが私と結婚することになった時には、
私の実家のあたりの地図まで購入したらしい。
昔、義両親がシドニーに遊びに来たとき、
一緒に車で3時間くらいのところへ、一泊旅行に出かけた。
その日ホテルに着いたダンナと義父は、二人でいつまでも、
楽しそうに、家からの道のりを地図を追って確かめていた。
途中道に迷ったところなんかも、
「ここで、こう間違えたんだよね～」とか言って。
私と義母は、まったく興味がなく、ほけーっとしていたけど。

そしてそして、ダンナは、なぜか天気予報も大好き。
正確には、その日の最高気温が知りたいらしいんだけど。
（私には理解不能。）
その日の気温が、極端に暑かったり寒かったりすると、うれしいらしい。
夕方の天気予報の時間に帰宅時間が間に合わないと、
わざわざ電話してきて、「気温、チェックしといて」
とよく頼まれていたっけ・・・。（忘れるとひどくガッカリされる）
昨日は、9月の気温としてはここ20年で一番寒かった、
ということに大満足していた。（やっぱり理解不能…。）

不思議なことに、息子も天気予報が大好き。
どんなにぐずったりしていても、テレビで天気予報が始まると、
たたたっとテレビに駆けより、凝視。
まあ、これは、晴れだのくもりだののマークが好きなんだと思うけど。

…しかし、こういう嗜好ってのも、親から子に遺伝したりするのかなぁ？