コスタリカ時代に初めてメキシコに行って買ったプエブラ(タラベラ)焼きのアルマンドさんの工房で買ったカップ。青バージョンとセットで買ってとてもとてもお気に入りで、たくさんの人に美味しいコーヒーを出した。みんなにかわいいねかわいいねと言われてきたカップが割れてしまいました。
↑アロンアルファでくっつけてみたけどガタガタ。
あまりにお気に入りで、棚の中にしまわずにぶら下げる形でディスプレイをしていたため、お掃除に来てくれた人がお掃除中にうっかり落としてしまったそうです。割ってしまったことを正直に話してとても申し訳なさそうにしていたし、メキシコに行く人を見つけて買って来てもらうとまで言ってくれたし、表に出していたわたしにも責任があるし、彼女を責めているのではありません。形あるものはいつかはなくなる、と思っているけれど、とてもさびしい気持ちになってしまいました。ぷっくり丸っこくて、口当たりがとても柔らかくて、とても気に入っていました。ほぼ食器をパナマに持って来ていないのに、このカップだけは持って来ていた。なーんて悔しい気持ちを綴ってももう戻ってこないんだけどね。
もう割れちゃったから捨てようと思った(前回の日記に書いた通り、いつものわたしなら欠けてるものは基本廃棄する)んだけど、捨てられずに食器棚の上に飾っています。でももう割れているから日本には持って帰らないんだろうな。だから日記に残しました。
うちに来たことがある人はみんな、このカップでお茶やコーヒーを飲んだと思う。故人(カップ)を偲んでいただければ幸いです。
そしてまたきっと新しいお気に入りに出会うんだと思います。
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