昨日 こんなコレクションを見かけたんだ
一合枡( いちごうます ) って 言うんだよね お酒や液体が1合 180ccピタッと入るんだって・・
正面に何か 焼印の絵が入っているのは 軽井沢から 諏訪方面に向かう江戸時代の中山道の
宿場の代表的な 風景画だね
この枡のひとつかふたつは 何年か前だったか ボクも紹介した気がするけれど
なんと ここには その 12 あるはずの 中山道69次の東信州の宿場
( 軽井沢 沓掛 追分 小田井 岩村田 塩名田 八幡 望月 (茂田井(間の宿)) 芦田 長久保 和田 各宿 )
のうちの 7つの枡があるって(ことだね
こういう 日本酒にまつわる 枡 を見かけると 思い出すお話があるんだ・・
ず~~っと昔の事なんだけれど 事業で成功をおさめ 軽井沢に 別荘を持つ初老の男性が
ひとりで 軽井沢の蕎麦屋に 昼下がりの空いた時間を見計らうように ブラリと訪れ 日本酒を頼んだことがあったそうなんだ
店内を見回し、 こんな 白木の1合枡のヘリに あら塩ひとつまみ おつまみは 焼き海苔2枚で 冷(ひや)2杯
他にお客のいない店内を見計らって 小さな声で故郷の歌だろうか ちょっと口ずさみ
やがて 静かに、大きなお札を机に置いて 片手を挙げて帰って行ったそうな・・・
きれいなグラスに 美しい色合いのワイン・・
暑い日には 顔半分を泡にまみれて一気飲みする 冷たいビール
ほの灯りの カウンターやボックス席で 静かに少しづつ傾ける ブランデーやウィスキー
お酒を楽しむ人それぞれに いろいろな場面がありそうだけれど
お銚子や杯(さかずき) で さしつさされつから あるいは コップ酒? の 日本酒で
そんな 粋な飲み方があるんだ・・と 感心して聞いていた
高い志を持つ 蔵元や杜氏の心意気や努力で 軽井沢の近隣にも銘酒と言われる日本酒が多い
みなさんは 楽しむとしたらどんなアルコールで 日本酒だったら 何ですか・・?
焼酎もあったが、やはり日本酒だな
日本酒でも燗酒だったな
ヒヤで飲むのもいたが、燗が多かった
昨今では冷酒とか言っている
>あら塩ひとつまみ おつまみは 焼き海苔2枚で 冷(ひや)2杯
塩を肴に飲んだな
枡酒かな
酒の種類は多くなったが、どうかな
何の酒を好むか
酒なら何でも良いか
両方の種類の者がいるがな
まあ、汁も旨いが、酔えないな
酒は酔わなくては意味がないかな
小津安二郎などは、酔わなかったと
いや
酔えなかったかな