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天然ガス由来の新灯油、今年も地域限定発売

2006年11月07日 13時46分21秒 | 経済・新製品
ガスから液体燃料を精製するガス・トゥ・リキッド(GTL)は、バイオマス燃料でも注目されていて、ヨーロッパではバイオエタノールを日本で考えている添加剤ETBEではなくバイオマスをガス化して液体燃料とするBTLで燃料供給する方向で進んでいるという。

そんな中、天然ガスから液体燃料を作り灯油代替として供給しているのが、昭和シェル石油。エコ灯油と呼ばれるこの燃料、現状は地域限定での販売ということで残念ながら長野県では購入できず、しかもファンヒーター専用ということで我が家の灯油ボイラーでの使用もできないのが残念だが、臭いが少なく部屋の中で保管できたり、劣化しにくかったり、硫黄含有量が灯油の10分の1だったりと、そこそこメリットもありそうな燃料だ。
価格的なメリットはないようだが、少なくなる化石燃料を有効に使うことを考えると、GTLという手法もバイオ燃料とともに考えていく必要がありそうだ。

詳細は昭和シェル石油 エコ灯油HPを参照してもらいたいが、硫黄分が少なく地球に優しい灯油ということで、ちょっと気になる存在。

廃食用油から作る軽油代替燃料への注目が集まっているが、実用化がなかなか進まない現状を考えると天然ガス由来とはいえ、少しでも環境を考えた燃料が普及してくれることを願いたいものだ。



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