このあいだプレーニング中に沖の定置網のロープに引っ掛かっかり、思いっきり、前方に吹っ飛ばされ、ゲキチンしたことはご報告しましたが(こちら参照)、そのとき、10㎡のビッグセイルをアップするのにとても手こずりました。
そして、そのときに、腰にかなりの負担があって、きのうまでなかなか治りませんでした。
でも、病院にも行かないで、トクホンチールを塗ったりしただけで、やっと、きのう辺りから原状に回復した感じです。
小生は、ビッグセイル用のブームには、アップホールラインを、二本付けています。蛇だまのと、イージーアップホールラインの二つです。
なぜ、二重にしているかというと、10㎡のビックセイルはセイルアップするのに相当の力を要するためと安全のため(一本が切れてももう一本がある)です。
特に、このあいだのように、少々強い風のなかで、しかも、セイルが風上に水没してしまったときには、かなりセイルアップがキツイ状態となります。
普段は蛇だまでアップしていたのですが、このときは、さすがに蛇玉ではなかなかアップできず、初めてイージーアップホールラインを使いました。
しかし、このイージーアップホールラインがイージーではなかったのです。
つまり、その長さをあらかじめ調節しておかなかったために、イージーどころではなく、水中で何回もこれで試しましたがうまくいかなかったのです。
イージーアップホールラインは、その長さを、その人の身長にあわせて、あらかじめ、イージーにアップできるように調整しておかなければ、いざというときに、役に立たないのです。
小生はこれを怠っていたのです。
そこで、結局、蛇だまでアップする羽目になった訳ですが、そのときに、相当腰に負担がかかりました。
これが、後になって腰痛の原因となったのでしょう。
しかも沖合い3キロあたりという、普段では余り行かない遠い海域であったので、少しあせりましたが、幸いにも、近くにはMRCの船もいたので安心感はありました。
やはり、道具は、緊急時のことを想定して、絶えず調整して置かねばならないな、と反省しきりです。
それにしても、腰痛がたいしたことなくて良かった!!