小金井 サッカースクール A.C.Fonte

小学校1年生から3年生がメインで楽しく開催しています!これから始めたい!上手になりたい!そんな子待ってます♪

そうだ、ここは下手くその原点だった

2015-06-10 22:00:57 | 活動内容 2010.2~2015.11
昨日は急遽場所を変更しての開催だったので、ゆりの木で16時30分・・2名。


まぁ仕方がない。マンツーマンで良かったと言えるようにトレーニングしていこう♪と始めているうちにゾロゾロと。


さらにはお友達を大量に連れてきてくれた人が!いきなり大所帯となり2つに分けて練習。


私は4年生4人と年長さん1人を、シノコーチは5年生7人くらいだったかな。少しやりづらいかなぁ?と思いつつお任せしました。


やはり同じチームが集まるとそのチームの雰囲気がモロに出るので私にとってはとても新鮮でした。


今でも同じチームの子で集まってきていますが、一時期よりだいぶ減りました。割と問題児として見ていた人が、今は別人と思えるほどサッカーに集中しているので、私にとっては嬉しい限り。


最初は手がかかるだろうなぁと考えていました。


正直に問題児として見ていましたが、今までの経験を踏まえ、どう変えていこうかと考え、再度黒澤コーチの本を読み返しました。


ヒントになることがいくつかあり、早速実践。この辺はあまり言いたくはないのですが、あまり子供が読むものではないので書いてしまいます。


フォンテでは最後のミーティング時に「キラリ」というMVP方式を採用しています。このキラリも色々な過程を経て今、コーチが何故、君をキラリに選んだのか。理由をしっかり述べてから選手の名前を発表します。


今、私が意識しているのは「人によって成長段階が違う」ということ。


例えば、キックインのボールを自分が蹴った方が早いのに、他の人が「蹴りたい蹴りたい!蹴りたい」と言ってきた。どうしてもその人は蹴りたいらしく、自分が蹴ってしまうとその人は怒るので、蹴らせた方が良いという判断でボールをその人に渡した。


この「蹴りたい人」へのコーチングをして、その人が改善した時に「いいね」で終わるのではなく、その人にとってはそれがとてつもなく進歩したことと受け止めます。今までは私もそれで「グッド!」で終わっていました。が、その人にとっては大きな変化でした。


changeというのはchallengeに近い文字だ。と考えると変わることは挑戦でもある。もしかして今、私は当たり前のことを言っているのかもしれない(笑)今、私はひどく興奮している(笑)


その人にとっては「蹴りたい」という衝動を抑え、サッカーという状況判断を優先したという大きな挑戦をしたことになる。それは「グッド」で終わるのではなく「ナイスチャレンジ!グッドだ!」のコーチングが入るべき!


他の人にとっては「当たり前」かもしれない。しかし「人によって成長段階が違う」と考えれば、その子にとっては大きな挑戦だ。


当たり前を高くする。この作業をしている事を少し忘れていた。改めて一人ひとり、もっとよく見て細かい所にコーチングをしていかなきゃ。


皆にとって当たり前?関係ないね、ここは「やる気のある下手くそ」が集う場所、下手くそのサッカー人生の原点。そう、それがフォンテの由来だった。


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