
今月4日(木)から東京本郷のギャラリー愚怜で版画個展がオープンした。初日が少し天候が悪く寒かったことで来場する人の動きが心配だった。今日でちょうど折り返し点を過ぎたところだが、おかげさまで連日、版画コレクター、野鳥好き、画家、版画家、友人、知人、画廊関係者、飛び込みの方々などで人が途切れることがない。初めての会場でありがたいことである。
特に今回、画廊が東京大学の赤門の斜め前という地理的条件もあって東大の博物館に務めている方々や大学教授などの方などもいらしたりして新たな出会いがあることが嬉しい。日頃、仕事場に籠りっぱなしの生活なので個展会場では作品を通してのコミュニケーションを楽しみにしている。作品の感想から始まって版画の技法や野鳥との出会いのこと、話に夢中になるとどんどん脱線して果てしなく話題が広がっていったりする。励ましや共感の言葉はとても元気をいただく。それもこれも個展というあらたまった空間と時間のなせる業だと思っている。
あと4日。明日3日は6時ごろから、4日が2時過ぎから、6日最終日も2時過ぎから在廊予定ですのでまだご来場いただいてないブロガーの方々、この機会にぜひご高覧ください。落ち着いた雰囲気の会場でおいしいお茶と共にお待ちしています。画像はトップが個展会場の様子、下が今回の画廊の外観、新作木口木版画を展示した壁面、赤門から見たキャンパス内のイチョウの黄葉。