ギャラリー 一間

骨董ルクラシックの画像庫

黒楽筒茶碗 鷹ヶ峰窯

2022年07月05日 21時51分16秒 | 骨董
黒楽筒茶碗 鷹ヶ峰窯


光悦寺先々代住職山下師は数寄者として知られた人物。
表千家茶人として即中斎宗匠と入魂で、
近在の窯を借りて楽焼も作っていましたが、
境内に楽焼窯を築蔵し、鷹ヶ峰焼として焼成していたそうです。
本品は断定に至りませんが、それらのうちの一つかと思います。

【山下恵光】

昭和4年(1929) 香川県生まれ。
昭和26年(1952)東京美術学校卒業。
昭和27年(1952)表千家内弟子入塾。
昭和41年(1966)光悦寺住職。
表千家家元教授 表千家同門会本部理事歴任
平成27年(2015)没

20世紀の作品だと思いますが、非常に佳き姿の黒筒です。
箱は共だと思います。
後世に伝えいくべき作品ではないでしょうか。

口径 約7.9センチ前後
高さ 約10センチ前後
画像の通り、高台畳付きに欠けがあります。
ほか、全体の釉肌はおそらく作為的なものでしょうが、
ひっつき跡のようなもの、荒れた感じ、などあります。

実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り誤差を含みます。

















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