国宝「縄文の女神」発掘現場の近くにある舟形町歴史民俗資料館を見学に出掛けた。米沢から約110km、国道13号線の猿羽根山(さばねやま)トンネルを過ぎて、右に大きく曲がり旧道を進んで車で約3分、3方山に囲まれた峠道の中腹に建物がひっそりと建っていた。駐車場に車を止めて振返ると、鳥海山がくっきりと見えた。右の稜線が富士山を思わせる美しい姿で、出羽富士と呼ばれる理由が納得できた。庄内平野から見える鳥海山とは少し趣が違っていた。
見学者は一人だけだったので、係の人にマンツーマンで詳しい説明を受けた。実物大のレプリカが展示してあったが本物(山形市の県立博物館所蔵)そっくりに出来ていた。
縄文の女神のURLは右の通りです。 http://venus.funagata.info/
最近は早起きの習慣がすっかり馴染んできた。今朝も天気が良かったので自転車で約8km程走った。しかし昼前から大荒れの天候になり、時雨模様の風の強い一日になった。
国道113号線沿いの道の駅で休憩し、小雨交じりの安久津の三重塔にカメラを向けた。さらにビル沢湖の奥まで車で約10分走り、高畠の市街地に戻った。峠からは時沢や深沼の水田地帯が見えた。
帰り道少し米沢に帰るには遠回りになるが、浜田広介記念館に立ち寄った。20年ほど前には、子供たちを連れて何度か来た懐かしい所である。4月下旬は桜並木が大変見事な所である。見かけないバス2台があり、宮城県岩沼市の中学校の生徒が見学に訪れていた様だった。ところで、1週間前には米沢の自宅付近で、名取市から来た中学生に声を掛けた。男女7・8のグループで市内を見学している途中だった。