71年前、8月6日の朝は広島へ、9日の昼は長崎に原爆が投下された。その悲劇いまだ癒えていない。
非人道的な大量破壊兵器による、一般市民を巻き込んだ悲惨な
被害の実態。戦後も続いた被爆者への差別。
大戦後も大量に作られた原爆が、世界中に拡散して、地上から
廃絶される日がいつ来るのか、まるで見通しが立っていない。
NHKスペシャル「決断なき原爆投下 ~米大統領
71年目の真実~」は、とても印象的だった。
↓ ※ 一部記事を抜粋しました。
「原爆投下は戦争を早く終わらせ、数百万の米兵の命を救うため、2発が必要だとしてトルーマンが決断した」。
アメリカでは原爆投下は、大統領が明確な意思のもとに決断した“意義ある作戦だった”という捉え方が今も一般的だ。その定説が今、歴史家たちによって見直されようとしている。
[ 参考まで番組のホームヘージ全文を後ろに掲載しています。 ]
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/0/5/500x400/img_0516008ad23d1c15cb35d49add764c97279985.jpg
http://cdn.mainichi.jp/vol1/2016/08/06/20160806hpj00m040008000q/9.jpg?1
http://www.sankei.com/photo/images/news/160809/sty1608090018-p1.jpg
上記の3枚の写真は、WEB上で「広島市 平和式典」「長崎市 平和式典」と検索して出来た写真を借用しています。
NHKスペシャル URL:http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20160806
決断なき原爆投下 ~米大統領 71年目の真実~
2016年8月6日(土) 午後9時00分~9時54分 総合
- 歴史・紀行 ・国際
「原爆投下は戦争を早く終わらせ、数百万の米兵の命を救うため、2発が必要だとしてトルーマンが決断した」。
アメリカでは原爆投下は、大統領が明確な意思のもとに決断した“意義ある作戦だった”という捉え方が今も一般的だ。その定説が今、歴史家たちによって見直されようとしている。
アメリカではこれまで軍の責任を問うような研究は、退役軍人らの反発を受けるため、歴史家たちが避けてきたが、多くが世を去る中、検証が不十分だった軍内部の資料や、政権との親書が解析され、意思決定をめぐる新事実が次々と明らかになっている。
最新の研究からは、原爆投下を巡る決断は、終始、軍の主導で進められ、トルーマン大統領は、それに追随していく他なかったこと、そして、広島・長崎の「市街地」への投下には気付いていなかった可能性が浮かび上がっている。それにも関わらず大統領は、戦後しばらくたってから、原爆投下を「必要だと考え自らが指示した」とアナウンスしていたのだ。
今回、NHKでは投下作戦に加わった10人を超える元軍人の証言、原爆開発の指揮官・陸軍グローブズ将軍らの肉声を録音したテープを相次いで発見した。そして、証言を裏付けるため、軍の内部資料や、各地に散逸していた政権中枢の極秘文書を読み解いた。
「トルーマン大統領は、実は何も決断していなかった…」
アメリカを代表する歴史家の多くがいま口を揃えて声にし始めた新事実。71年目の夏、その検証と共に独自取材によって21万人の命を奪い去った原爆投下の知られざる真実に迫る。
最近録画したビデオリストの抜粋 ↓
← 参考までに7月末から8月初めの録画リストを掲載しました。
画像をクリックすると大きな画像に替わります。
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