みちのくの風の旅人 [ 愛と義の街(上杉の城下町)から情報を発信中 ]

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沖縄慰霊の日 2022

2022-06-29 08:30:25 | ニュース

 いつもの様に、昼のNHKニュースを見ようとテレビのスイッチを入れると、いきなり小学2年生の女の子の、平和の詩の朗読のシーンが映し出されていた。太平洋戦争末期の沖縄戦の激戦地、糸満市の平和祈念公園で開催された戦没者追悼式の一場面だった。私の孫娘と同じ年の幼い子の言葉には、大変感銘した。

 沖縄慰霊の日を強く記憶に留めようと考える、きっかけになった。まだ沖縄には一度も行ったことがないので、いつの日か行ってみたい。

 ウクライナでは、また77年前の悲劇が繰り返されている。


NHK NEWS WEB と、毎日新聞記事を原文のまま引用しました。

  https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220623/k10013684381000.html

  https://mainichi.jp/articles/20220622/k00/00m/040/268000c



沖縄慰霊の日 沖縄戦から77年 戦後生まれ9割 記憶の継承が課題
2022年6月23日 8時47分

沖縄は23日、太平洋戦争末期の沖縄戦から77年の「慰霊の日」を迎えました。最後の激戦地となった糸満市の平和祈念公園では朝早くから遺族などが平和への祈りをささげています。

昭和20年の沖縄戦では、住民を巻き込んだ激しい地上戦の末、20万人以上が亡くなり、県民の4人に1人が命を落としました。

きょう6月23日は、旧日本軍の組織的な戦闘が終わったとされる日で、沖縄県が「慰霊の日」と定めています。



こわいをしって、へいわがわかった 慰霊の日・平和の詩(全文)
毎日新聞 2022/6/23 11:00(最終更新 6/23 14:15) 542文字

平和の詩「こわいをしって、へいわがわかった」
沖縄市立山内小学校2年  徳元 穂菜(ほのな)

びじゅつかんへお出かけ

おじいちゃんや

おばあちゃんも

いっしょに

みんなでお出かけ

うれしいな

こわくてかなしい絵だった

たくさんの人がしんでいた

小さな赤ちゃんや、おかあさん

風ぐるまや

チョウチョの絵もあったけど

とてもかなしい絵だった

おかあさんが、

七十七年前のおきなわの絵だと言った

ほんとうにあったことなのだ

たくさんの人たちがしんでいて

ガイコツもあった

わたしとおなじ年の子どもが

かなしそうに見ている

こわいよ

かなしいよ

かわいそうだよ

せんそうのはんたいはなに?

へいわ?

へいわってなに?

きゅうにこわくなって

おかあさんにくっついた

あたたかくてほっとした

これがへいわなのかな

おねえちゃんとけんかした

おかあさんは、二人の話を聞いてくれた

そして仲なおり

これがへいわなのかな

せんそうがこわいから

へいわをつかみたい

ずっとポケットにいれてもっておく

ぜったいおとさないように

なくさないように

わすれないように

こわいをしって、へいわがわかった

沖縄全戦没者追悼式で「平和の詩」を朗読する沖縄市立山内小2年の徳元穂菜さん=沖縄県糸満市の平和祈念公園で2022年6月23日午後0時33分、喜屋武真之介撮影

 


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