秋の秋田の一人旅4泊5日も、いよいよ30日に最終日になった。未明に太平洋上を通過していた。台風22号は勢力を保ったまま温帯低気圧に変わった。
その影響で、雨風が前日以上にひどくなった。天候が良ければ湯沢市内も観光したかったが、今回は取りやめて一路米沢を目指した。約190kmぐらいの距離である。
道の駅おがちで秋田県内では最後の休憩と、お土産をの購入をした。
今から24・5年前、剣道の競技会に秋田市まで生徒を引率したことがあった。その頃は山形県内は高速が無く、唯一秋田道の横手・秋田間だけが開通していた。行く先々で、幾度も幾度も休憩しながら8・9時間かかったことを覚えている。あの頃に比べると、大変ドライブが楽になった。
おそらく、10年以内には米沢から秋田まで高速が完全につながり、休憩を入れても4時間程度で秋田市まで行ける様になるだろうと思われる。取りあえず、南陽・山形上山間の東北中央自動車道が平成30年度中に完成するので、その後東根・尾花沢間も4・5年後には完成すると思われる。その時は、湯沢まで2時間半程度で来れるので、再度ゆっくりと着てみたいと考えている。
雄勝峠の山形県側も秋田県側も、高速道路がところ所通れるようになり、とても走りやすくなっていた。新庄駅の広い駐車場で一休みした。駅舎の中にも入ってみた。新庄祭りを含めて昨年ユネスコの無形文化遺産に登録された。駅構内の山車の横に大きな垂れ幕が掲げてあった。
新庄駅を後にして、道の駅むらやまで休憩。東根から東北中央自動車に乗り山形上山ICを下りて、コンビニで最後の休憩をした。
米沢南陽道路(11月4日以降は、東北中央自動車道と呼び名を変更)の降り口は、本線料金所を通る様になっていた。26日米沢を出発した時はまだ以前の料金所を通ったが、いつの間にか撤去されて無くなっていた。
11月4日の福島・米沢間の高速開通に合わせて最後の工事が急ピッチで進められていた様である。
午後5時過ぎ、2年振りの長旅も無事終わり、4日振りに我が家に戻った。いつもの賑やかな孫たちの声が懐かしかった。
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