みちのくの風の旅人 [ 愛と義の街(上杉の城下町)から情報を発信中 ]

米沢・山形・東北の自然や文化・風土を季節の便りとして届けています。HP[新・天空の流れ雲]と合わせてご覧ください。

みちのくの春はいまだ遠く ・・・・・ 冬に逆戻り

2012-04-07 20:36:00 | 米沢の自然と文化

 4月3日(火)の夜、雨混じりの暴風が吹き荒れて始めた。その後、季節はずれの天気が続いている。
 4日(水)の朝は風の音で目が覚めた。2~3cmの白い雪が道路を覆い尽くし始めている。みぞれが網戸にくっついた。昼には暴風とあられが吹き荒れていた。20m/S以上に間違いない。職場の建家から外に出るドアが風圧で大変重かった。
5日(木)時々強い風が吹いた。南風が午後には冷たい北風に変わった。全国で台風並みに発達した低気圧の被害が出た。飛行機、新幹線の運休。トラックの横転事故など。
6日(金)なごり雪の中、小学生の登校風景を久し振りに見かけた。昼前後から吹雪になった。始業式が終わり、下校中の児童には過酷世界だった。
7日(土)朝6時、米沢市内は4~5cmの新雪で銀世界になった。4月だと言うのに、真冬に逆戻りした様な寒さである。昼前に雪景色の写真を撮りに出かけることにした。時々太陽が顔を出すこともあるが風花が舞う。朝のなごり雪の面影がさくらの木に白く残っている。近くの小学校では入学式。校庭にはまだ数十センチメートルの雪が積もっていた。舘山バイパス、山形大学、上杉神社にも出かけて来た。桜のつぼみはまだ小さい。さぞや季節外れの寒さに驚いていることだろう。みちのく米沢の春はまだ遠い。

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