気づきの日々

毎日、何気ない言葉や思いつきに、ふと気づかされる時があります。
そんな日々のことを書いてみることにしました。

応用力

2016-06-18 13:25:32 | 日記

今週、職場で感じた私の課題は「応用力」だった。

一人だと、ちゃんとやれるけど時間がかかってしまう。
時間がない時に人の手助けを受けて、問題が発生してしまう。
今、人との関わり方を学んでいるなと思った。

追加注文で急遽フレンチポテトを50個用意しなくてはいけなくて
明日の仕込み分の皮を剥いたジャガイモは目の前にあるのだけど、
フレンチポテト用のサイズには大き過ぎたので
新しいジャガイモの皮を剥いていたら、
「時間がないので、それを切って」と近くにいた先輩に言われた。
「でも大きすぎるので…」というと、「それでいいから」と言われ
いいんだなと思って八等分に切っていたら、
「これは大きすぎる」と言われ「それを半分に切って」と言われた。
「え~!?」と思ったけど、数の途中で切った分をまた半分に切っていたら
出来てる分を持って行って、鍋の中へ入れてた。
まだ数えている途中だったので、数も解らなくなって慌てた。
適当に多めに切って渡したら、ポテトを揚げて配膳している時に、
別の先輩に「これは小さ過ぎる」と言われた。

時間がある時に一人でやるなら、ちゃんと出来る問題も
時間がなく、人と関わってやる仕事には自分で判断できなくて
問題を丸投げしてしまう自分の悪いクセを思い知らされた。
自分よりも経験があるからと、つい人に頼って依存してしまうクセ。
別の件で、似たような事が起きていたから、
「あー、今はこれが課題なんだな」と自覚できた。

後で考えたら、なんなくクリアー出来る問題だった。
じゃがいもの大きさを少し切って八等分すればよかった。
この日は、別に使えるジャガ料理の仕込みがあったから。
でも、ジャガが残っても怒られる。
切ると痛みが早いから、次のジャガ料理に日が開くので
残さないように必要な分だけ切りなさいと言われる。
だから大きいサイズのジャガを、余らせる事無く
フレンチポテトの大きさに切る技術が求められている。
でもここは、練習で出来ると思う。
単に八等分と決めつけずに、大きさを揃えて切り方を変えていく。
応用力なんだなと思った。
自分で考えて問題を解決する応用力。
別の件での問題で、それが解った。

午後、回収した食器を食洗器に入れて清掃作業をしていた時のこと。
作業が終わり、そばつゆを捨てる為の容器(桶窯)を仕舞う場所が解らなかった。
それをどこに置いているか、見たことがなかった。
翌日、置き場所を確認して、そこへ仕舞った。

後で、思い出した。
それを桶にして雑巾を洗っていた先輩の姿を。
仕舞い場所は見たことがなかったけど、それを使っている場所は見ていた。
でも「そばつゆを捨てる為の容器」としか見ていなかったので、
別の方法で利用されていることを思い出せなかった。

私の課題に「見えない」「聞こえない」というのがあるのだけど
一つの利用方法しか思い描けないことと関係しているなと感じた。

一つの見方ではなくて、別の見方もあるということ。
応用力、それを感じた週間だった。

 

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