<3> 川崎 【六郷渡舟】
船の上ではまもなく到着するのでのんびりと煙草をふかしている行商人や
多分川崎大師えお参りする女達の姿が描かれている。向こう岸では船の到着を待ち
わびる馬子やかごかきとその客などの様子が描かれ小屋の船場会所では一人の旅人
が渡し賃を払っているのが見える。
川の向こう側には雪に覆われた富士山が見え、渡し船の客達も富士山の姿を楽しん
でいる様です。船頭が渡し場へ向かって最後の力をふりしぼって、ふんばっている
様子がいきいきと描かれている。さおが折れないかとつい心配になってしまいます
神奈川まで二里半(約10㎞)
多摩川を渡るあたりは六郷川といいここに橋が掛っていた。たびたび洪水で流され
た為、元禄以降は船で渡る事になりました。
これが「矢口の渡し」で知られる六郷の渡し船です。現在は国道一号線に多摩川大
橋が掛っている。「矢口の渡し」は東急目黒線の駅名に残っている。
この渡し船は一度に30人の人を乗せ船頭は一人。又馬を乗せる馬船もあり一度に
四頭を乗せ船頭は二人。渡りきった所が川崎。川崎大師があるので江戸からの参詣
客が多かった。
byビンちゃん
船の上ではまもなく到着するのでのんびりと煙草をふかしている行商人や
多分川崎大師えお参りする女達の姿が描かれている。向こう岸では船の到着を待ち
わびる馬子やかごかきとその客などの様子が描かれ小屋の船場会所では一人の旅人
が渡し賃を払っているのが見える。
川の向こう側には雪に覆われた富士山が見え、渡し船の客達も富士山の姿を楽しん
でいる様です。船頭が渡し場へ向かって最後の力をふりしぼって、ふんばっている
様子がいきいきと描かれている。さおが折れないかとつい心配になってしまいます
神奈川まで二里半(約10㎞)
多摩川を渡るあたりは六郷川といいここに橋が掛っていた。たびたび洪水で流され
た為、元禄以降は船で渡る事になりました。
これが「矢口の渡し」で知られる六郷の渡し船です。現在は国道一号線に多摩川大
橋が掛っている。「矢口の渡し」は東急目黒線の駅名に残っている。
この渡し船は一度に30人の人を乗せ船頭は一人。又馬を乗せる馬船もあり一度に
四頭を乗せ船頭は二人。渡りきった所が川崎。川崎大師があるので江戸からの参詣
客が多かった。
byビンちゃん