晴女さんは疲れが溜まってきているようです。
車から降り、ガックリします。
大嫌いな階段が見えました。
お金を払い、気合を入れて、一気に登ります。
登り切ると眼下に北上川が流れていました。
横を見ると緩やかな坂道がありました。
この先に義経堂があるようです。
再びガッカリくる晴女さんですが、ここまで来たら頑張ります。
さっさと先に行く雨男さんを無視し、ゆっくり歩いて行きます。
義経堂(江戸時代築)
ここが、源義経が妻子と共に自害した場所と伝わっています。
源義経公供養塔もありました。
小さな資料館に入りました。
晴女さんは展示品ではなく、1枚のポスターを見入っています。
景色がよさそうな立石寺というお寺が紹介されています。
興味が沸き、行ってみたいと思う晴女さん。
でも、山を登らないといけないんだろうなと思い
雨男さんに言うことなく資料館を出ます。
そんな晴女さんを他所に
雨男さんは「弁慶はここら辺で矢を受けたのかな」とか
ブツブツ楽しそうに歩いていました。
階段を下りずにまっすぐ進むと松尾芭蕉の句碑がありました。
「夏草や 兵共が 夢の跡」
晴女さんも知っている俳句をここで詠んだそうです。
◆メモ
訪問日:2009年8月
住所:岩手県西磐井郡平泉町柳御所14
所要時間:30分
駐車場:あり
その他
①営業時間 あり/拝観料 有料