375's MUSIC BOX/魅惑のひとときを求めて

想い出の歌謡曲と国内・海外のPOPS、そしてJAZZ・クラシックに至るまで、未来へ伝えたい名盤を紹介していきます。

本田美奈子さんの記念碑除幕式。

2007年07月31日 | 本田美奈子
最近、公私ともに多忙の為、なかなか音楽玉手箱の記事を更新できず、すっかり開店休業状態になっていたのだが、やはり、これだけは書かなくてはならないだろう。

7月31日(火曜日)、埼玉県朝霞市の東武東上線朝霞駅前の広場で行われた、本田美奈子さんの記念碑除幕式に参加した。

今回は7月20日から8月2日までが日本帰国の夏休みだったので、幸運にも、美奈子さんの生誕40年記念日に行なわれた、この歴史的行事に居合わせることができたのである。

式典に先立って、地元の女性コーラス隊による合唱。披露された5曲のうち、最後を飾ったのが、本田美奈子さん自身の作詞による、ドヴォルザークの新世界第2楽章だった。

午後2時開始の式典では、朝霞市商工会長、朝霞市長、朝霞市議会長の挨拶に続き、本日のメインゲスト、工藤美枝子さん(本田美奈子さんの母)、友人・早見優さん、所属事務所のボスこと高杉敬二氏が、美奈子さんとの思い出を語った。

そして、ブラスバンドの演奏するファンファーレと伴に、記念碑の幕が引き下ろされる。
白い鳩が中空に舞い、広場の後方に現れたのは、御影石で作られた記念碑。美奈子さんの微笑む顔、病床で書かれた笑顔の詩、そしてありがとうのメッセージ、記念碑の手前に植えられた色とりどりの花が目に飛び込んでくる。

この記念碑は、ボタンを押すと、美奈子さんの肉声による新世界の歌声が流れるようになっている。それが、かなりのボリュームだったので、朝霞駅前を往来する人たちが足を止め、しばし、その歌声に耳を傾ける光景が見られた。今後ここを通りかかる人は、地元・朝霞市を愛した天使の歌声を、いつでも思い出すことになるだろう。

最後は、地元の朝霞第4中学校のブラスバンド部によって、ミス・サイゴンの劇音楽と、アメージング・グレイスが演奏され、歴史的セレモニーの幕を閉じた。

式典の最中、何枚か貴重な写真を撮ることができたので、後日アップすることにしたい。