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お気に召したまんま。

美術館をさまよい、映画に涙し笑い、音楽に震え。さだまさしさんのファン歴41年目。唯一得意な家事は料理だけ。

ショパンコンクール1次予選、今日、反田恭平さん、角野隼斗さん出場!

2021-10-04 | お気に召した音楽
今は新しい総理大臣が決まる話で持ちきりで
あんまりニュースになってませんが、
ショパン国際ピアノコンクールの
第一次審査が始まっています。


ショパンコンクール、今日の予定
◆10月4日(月)(2日目)
昼の部(日本時間17時開始)
17:00 進藤実優 Miyu Shindo
18:00 反田恭平 Kyohei Sorita
19:30 角野隼斗 Hayato Sumino
21:00 竹田理琴乃 Rikono Takeda

夜の部(日本時間24時開始)
24:30(翌日0:30) 牛田智大 Tomoharu Ushida

どの方も予備審査を突破してきた
素晴らしいピアニストだと思いますが
今日の目玉というか注目は

反田恭平さん
角野隼斗さん
牛田智弘さんの3人ではないでしょうか。

この3人は誰がファイナリストになっても
不思議はないくらい高みにいると思います。

遠く日本の空の下で
演奏の成功を祈っています…
特にわたしは反田さんのファンなので…


ところで今時はコンクールの演奏が
すぐに聞けちゃうというのも凄い↓

角野隼斗さんはYouTubeでも大人気ですし
ぜひぜひ演奏を聴き比べしてみてください。

以上、
ショパン国際ピアノコンクールの宣伝でした!

佐渡裕さんが振る、シエナウインドオーケストラ!

2021-09-30 | お気に召した音楽
トリフォニーホールからのプレゼントで
シエナウインドオーケストラを聴いてきました。

今日は何時からだったかな?
とホームページを見たら
「完売しました」の赤い文字。

新日本フィルを聴くときほどは
熱心に下調べをしていなかったので
「そ、そんなに人気なの??」
「門外漢がプレゼントで聴くのは申し訳ないかも」
急にオドオドしてきました。

チケットを受け取ったらS席で
さらにドキドキ。


正直に言えば、
吹奏楽の曲はあまり知りません。
(大学生や警視庁の演奏会は行った事あり)
今回の曲も初耳。下調べできず。

パンフレットを読むと
眉根にシワが寄るような難しいことが書いてある。
今日は博識の友人はいなくて1人だったので
知らないことだらけ、
ぜんぜん楽しめなかったらどうしよう…と
イジイジしていました。

完売だけあってほぼ満席の会場は
渦巻く熱気があふれています。

お客さんは新日本フィルのコンサートより
少し若い人が多く見受けられました。
親子で来ている中学生くらいの子も。
やはり吹奏楽をやってるのかな〜?


最初に佐渡さんがご挨拶を。
来年はミュージックアドバイザーに
23年からは音楽監督に就任されるからです。
会場は興奮気味の熱い拍手でいっぱいになりました。


前半
アルメニアンダンス パート1.パート2

とにかくたくさんのテーマがあって
集中していないと次に移ってしまう💦
それぞれの楽器の音色は素晴らしいのだけれど
わたしにはちょっとバラけた音楽に聞こえました。
(いや!これは曲を知らないからですので!)
(吹奏楽の聖書だって言ってましたから!)


後半
交響曲第3番

これは聴き慣れた形式の曲で(安心)、
各楽章にはテーマと役割があり
悲劇的な出来事とテーマが提示され
哀しみと怒り、祈りと希望、
その間で揺れる魂の声が聞こえるような
素晴らしい演奏でした。

シン…と静まりかえる一瞬ののちに
会場は怒涛の拍手でいっぱいになりました。
立ち上がらんばかりの人もいました。
わたしも熱くなりました。


ところが。

その興奮が冷めやらぬうちにアンコールが始まり
どんな曲を聞かせてもらえるかと
ワクワクしながら耳を傾けると…

なぜか演歌と歌謡曲のメドレーなんですよ…
気がついたら団員も佐渡さんも
首にキラキラひかるレイを掛けてるし
すっかりリラックスした空気になってるし。

ほんの数分前に「悲劇的な」交響曲を終えたのに。
何故?

しかし慣れているお客さんもいて
ニコニコ楽しんでるんですよね。
こ、これが吹奏楽の文化か…!?

過去にもアンコールが妙にカジュアルな演奏会に
何度か遭遇したことがあります。
管弦楽とは違うなぁ…

佐渡さんが
「いつもはこういう楽しいのもやるので、ついやりたくなるんです。もっと余韻を楽しみたかったってお客さんには怒られるかもしれないんですけれど」と説明。

もうさっきの「悲劇的」は
すっかり消え去ってしまい
客席もリラックスした空気に。

最後は新日本フィルの3人も合流して
定番の曲(曲名ど忘れ)を拍手で盛り上げながら
ステージと客席が一体感に包まれる
しあわせなコンサートとなりました。

2時間は全く長くなかった。
2曲目は40分を超える大作でしたが
時間など意識せずに入り込めました。


シエナウインドオーケストラは
主席指揮者である佐渡裕さんと
この後全国を回るそうで、
今日はその初日だったのでした。

この勢いならきっと各地で大成功でしょう!


とっても楽しかったので
家に帰ってビールを1本飲みました。

第九のチケット到着♪シモーネさんが来日できますように!!

2021-09-07 | お気に召した音楽
新日本フィルの今年の第九を振るのは
シモーネ・ヤングさん。

妊娠中、臨月近くまでステージに出ていたとか
武勇伝を伝え聞きました…

じかに指揮を見て音楽を聴けるのが
とっても楽しみです。

(音楽は不要不急ではない)

4つのホールでコンサートがあるので
どのホールで聴こうか迷いました。

わたしが買えるのは一番安い席です。
各ホールの座席表を見比べて、
うんうん唸って検討したのですが
今年もホームグラウンドのトリフォニーホールにしました。

C席が一番たくさんあったから、
優先発売日に電話すれば
なんとか取れるだろうと思ったからです。

(歩いて行けるし)


第九はどこのオーケストラにとっても
稼ぎ時だと思うんですよね。

日本人第九が大好きですから、
ほっといてもお客さん集まるし。
合唱が入るから少しチケットが高くても
お客は納得して買うでしょうし。

だからC席は儲からないので
出来るだけ少なくしたいだろうと推察します。

でも学生用の安い席を設けるのは
素晴らしいことだと思います。

若いうちにホンモノをちゃんと聞いて
ファンになって欲しいという
息の長い広報活動ですよね。


わたしは学生時代に懸賞で当たった
NHKホールの3階奥の席で
ステージから衝撃波のように飛んでくる
前橋汀子さんのヴァイオリンを聴いてから

本物を聴くって大切なことだとしみじみ思っています。

もちろん資金に余裕はないので
昔はCDで、
今はApple musicなどで、
いろんな曲を聴いて、
「知る」こと止まりなんですが。


まあとにかく、
このコロナ禍が少しでもマシになって
シモーネ・ヤングさんが来日出来ること!
それが一番の問題です。

そして自分も健康でいること。
大切ですよね。




24時間テレビでMISIAが歌った曲はさだまさしさんが作りました。

2021-08-28 | お気に召した音楽
わたし、24時間テレビは観ないんですが、
今年はさだまさしさんが楽曲を提供して
MISIAさんが歌うというので
それだけは探して聴きました。

シンプルな、心に沁みてくる曲です。
少し、元気が出ます。
Apple music使ってる方はこちらから↓


反田恭平さんのピアノリサイタルに行きました。

2021-08-27 | お気に召した音楽
いま、若手ピアニストの中で、
もっともチケットが取りにくいひとり、
と言われている
反田恭平さんのピアノリサイタルに行ってきました。

東京2公演は完売、
サントリーホールはひとり置きの客席で
半分の人数でしたが
始まる前から異様な熱気が渦巻いて
ざわざわざわざわ…

照明が落ちて
反田さんがステージに現れて
静まり返ってもなお
波だった雰囲気があったのですが…

最初の分散和音がハラリと鳴った瞬間に
ピタリ!と全てが反田さんの世界になり
柔らかくて熱い音に飲み込まれました。

ショパンはこんなに人の心に寄り添う
そういう音楽だっただろうか。

確かな技術の上に開く天才性
それに心地よく乗って過ごした2時間でした。


そして観客数が半分とは
とても思えない万雷の拍手。

6割ほどの人が立ち上がっていて、
アンコールは3回、
挨拶には何度出てきたかわかりません。

最後はホールが客席を明るくして
拍手を止めた感じでした。


反田恭平さんと言えば
あの人気アニメ「ピアノの森」の中で
主人公のピアノの吹き替えをやった人だと
もっぱらの噂(公式には今でも秘密になってる)
公式では主人公の師匠の吹き替えなんですけどね。

そしていま作品の中と同じく
ショパン国際ピアノコンクールが開かれていて
予備予選が終わったところ。


これはと思う人は皆残っていますが
これから始まる予選を勝ち抜いて
ぜひファイナリストに残って欲しい!

反田さんのコンクールでの演奏はこちら。