goo blog サービス終了のお知らせ 

お気に召したまんま。

美術館をさまよい、映画に涙し笑い、音楽に震え。さだまさしさんのファン歴41年目。唯一得意な家事は料理だけ。

オラファー・エリアソン 東京都現代美術館にて80分待ち!

2020-09-28 | お気に召した美術展
チケット購入まで80分待ち、入場まで30分待ち

会期最後の日曜日、
東京都現代美術館は大混雑でした。

わたしは手元にチケットを用意していたので
30分程度で済みましたが…


本来なら3/14〜6/14の予定だった展覧会が
ズレにズレて9/27が会期末だったのです。

東京都美術館は完全予約制でしたが
東京都現代美術館はフリー。
すごい人出でした。


このアーティストは初めて見ました。
自然の(特に温暖化)変化に着目した
一連の作品は見応えがありました。

会場内で光らせている作品は
ソーラーパネルで蓄電したもの。

また氷河がどんどん溶けていく写真は
アートでありながら
ドキュメンタリー映画を見ているようでした。
(川は橋となる…氷河が干上がって渡れるようになる、ということかと感じました)

またこれらの作品を運ぶのに
二酸化炭素を出来るだけ排出せずに行う
(飛行機を使わず、電車と船で運ぶ)
という実験的な試みもそのままアートに。

展示数は少ないものの
体験型の作品が多くて
かなり体力を使いました…

でも行ってよかった。

久しぶりに現代アートに触れて
考えさせられるところが大きかったです。

ゴッホやモネや浮世絵も素晴らしいし、
氷山を溶かした過程を絵にしたものもいい↓


家から徒歩で片道40分ほどの美術館、
次の展覧会も楽しみに来たいと思います。



21-21でデザイナーたちの原画展

2020-09-21 | お気に召した美術展
またまた会期終了直前の、
デザイナーたちの原画展になんとか間に合いました。

場所は六本木ミッドナイトタウンの21-21

六本木に行くのも7ヶ月ぶり
その間にいろいろと変わっていました。

子どもたちに人気のオブジェ、
登ったり顔を突っ込んだりいつも賑やかだったのが
周りを囲って立ち入り禁止。

店頭でいい香りのお出汁を試飲販売していたお店からは
すっかり香りが消えてしまいました。


ところで展覧会ですが、
またもやチケット売り切れ。


1週間前に予約しておいてよかったです。

中はデザインを勉強していそうな若い人や、
赤ちゃんを連れたご夫婦など
とても賑やかでした。


チケット完売…間に合った!日本三大浮世絵コレクション

2020-09-19 | お気に召した美術展
昨日、ようやく間に合って東京都美術館の
「日本三大浮世絵コレクション」
を観てきました。

最近の美術館や博物館は
事前予約制が多くなりましたが…
国立だと割と融通がきいていたのです。

でも先週そんなお気楽な気持ちで行ったら
東京都美術館ではあえなく入場できなく
その日のうちに予約をしました。

ところがその2日後にはもう
チケット完売のお知らせが。


わたしが予約をした段階では
けっこうどの時間帯も余裕があったので
「そんなにお客さんいないのかな?」と。

でもやはり会期末は混むのですね。
昨日も人数制限されてるとはいえ
それなりに混み合っていました。

いや、もちろん自由に入れた頃に比べれば
ゆっくり鑑賞できて良かったんですよ。


日時予約制はいい面もありますが
美術館や博物館にとっては
かなりの収入減になりそう。

それが心配です。


閉幕間近!きもの展へ行ってきました。

2020-08-19 | お気に召した美術展
東京国立博物館の「きもの展」
なんとか閉幕前に行ってきました!

眼福、と言うのでしょうか。

着物好きじゃなくても
煌びやかな展示に圧倒されると思います。

わたしは自分で着付けはできないし
着物を作って持たせてくれるような
気の利いた家柄でもないので
普段は全く縁がないのですが…

着物の持つ凛とした美しさ、
着ている人のうつくしい所作、
憧れています。

会場は華やかで美しい着物の数々で
息をするのも忘れてしまうほど豪華でした。

また、来場者も着物をお召しの方が多く
みなさんここぞというオシャレをなさっていて
そちらを見るのも楽しかったです。

もっとも会場を見回して楽しめるのも
この新型コロナが無ければ
大行列ができていて無理だったと思います。

この幸せも良し悪しだなぁと。

たくさんの諸外国の方々も
詰め掛けるような内容ですから
混雑で係員の方々も大変だったでしょう。

会期は8/23までです。
まだ間に合います。

大規模で素晴らしい展示内容ですが
思ったほどの人出ではないので
ゆっくり楽しめると思います。

4ヶ月ぶりの美術展。江戸時代の絵画に魅了される。

2020-06-22 | お気に召した美術展
自転車で行ける距離にあるので、
いまだに少し怖い電車にならなくて済むのです。
(混まない時間を選べばいいのでしょうが)

江戸東京博物館

ここで6/21まで

特別展「奇才―江戸絵画の冒険者たち―」

を開催していました。

江戸時代の『全国の』画家を一堂に集めたもので、
個別に展覧会を開けるような大御所ばかりです。
北斎、若冲、蘆雪、蕭白、国芳らをはじめ、江戸時代に新しい表現に取り組んだ東西の絵師35人の個性的な作品を堪能しました。

なんと言っても

「入場者が少ない」

普通人気の展覧会だと、
最終日は混み混みなのですが、
数えるほどしかお客さんがいません。

私としてはゆったりと好きなように観られて
楽しかったのですが…

美術展としての収支は大丈夫なんだろうか?
心配になりました。

他の美術館では時間予約をしないと
入場できないところも多くなりましたし、
これからは「大行列」の光景は見られなくなるのでしょうね。