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お気に召したまんま。

美術館をさまよい、映画に涙し笑い、音楽に震え。さだまさしさんのファン歴41年目。唯一得意な家事は料理だけ。

国立新美術館 MANGA都市TOKYO展は今日まで。グッズが凄い。

2020-11-03 | お気に召した美術展
昨日、国立新美術館の
MANGA都市TOKYO展に行ってきました。

東京(または江戸)が
マンガの中でどう描かれてきたか
その変遷や奥行きや幅を感じられる
充実の内容でした。

部屋の中央には現在の東京の模型
奥のスクリーンには代表的な作品のシーン

秒速5センチメートル

エヴァンゲリオン

AKIRA

会場を回って驚いたのは
展示されてる膨大な作品のうち
半数以上は観たこと読んだことがあり、
その存在を知っている作品となるとほとんど。

マンガや映画やアニメに詳しいタイプではないけど
それでも知ってるということは
日本人はマンガ・アニメ・映画で
東京を描くことを繰り返してきたんだなあ…

東京を描いたアニメ中で
わたしが特に好きなのは
新海誠監督の「言の葉の庭」です。

もうほとんど会期が終わったようなものですが、
グッズ売り場だけでも利用できるので
お好きな方はのぞいてみるのもいいかもしれません。





自分で回る見返り美人。イマドキの博物館はおもしろい!

2020-11-01 | お気に召した美術展
この「見返り美人」、
自分で振り向いてくれるんです。

イマドキの博物館は、
エンターテイメント性が高くて
行くたびに新しい発見があります。









これはNHK Eテレの「美じゅチューン」という
美術をもっと楽しく身近に!
という番組のキャラクターなんですが
自分で見返ってくれるのです。

元ネタはコチラ


グッズも充実していて
手頃な値段でオリジナルの面白いお土産も揃います。

売店はちょっとした広さがあって、
レアな展覧会の関連本から
国宝をかたどった缶入りのお菓子、文房具、
ぬいぐるみ、Tシャツ、アクセサリー、
本格的な陶器のセットまで
全世代を対象に網羅しています。

特別展限定グッズも楽しくて
昨日見た中で良かったのは
関ヶ原合戦の東軍と西軍のそれぞれの参加武将の
旗印が印刷されたボールペン。
(シャープペンシルもあった)

東軍と西軍を
2本セットで買っても千円札でお釣りがきます。
戦国時代好きには楽しい。


特別展のチケットを買うと
常設展も見放題なので
丸一日かけても見切れません。

本館は常設展、
平成館は特別展、
そのほかに東洋館、表慶館、法隆寺展があり
(全部一度に回ったことはありませんが)
世界を一周できちゃいます。

花見と紅葉の季節には庭園も開放されて
お茶室で抹茶のセットをいただくこともできます。

これは表慶館↓
どこの国のお城かしら?と思う美しさ。

時々はファッションショーも開かれてます。




堅苦しくなくなった博物館ですが
このコロナの影響で事前予約が必要になりました。

でも人数が抑えられている分、
静かで混雑せずたっぷりゆっくり観られます。

人気の特別展には何時間も並んだのが
まるで夢のようです。

これから上野公園の紅葉も見頃になりますし
気軽にお出かけしてはいかがでしょうか。


もちろんのことですが
他の美術館も博物館も工夫を凝らして
何度も足を運びたくなる仕掛けがたくさんです。




上野公園のプロジェクションマッピング 東京国立博物館帰り

2020-10-31 | お気に召した美術展
今日は東京国立博物館に
「桃山ー天下人の100年」を観に行きました。

「麒麟がくる」のすぐあとの時代ですね。
豪壮でいながら優美。

狩野永徳の屏風と
長谷川等伯の屏風が
並べてあって
さあどうだ!という感じ…
どちらがお好みですか…と。
(どちらも国宝)
戦国時代が好きなら
ぜったいぜったいオススメです。


さて、観終わってはいないけど
帰る時間なので外に出たところ
何やら公園の方向がピカピカしている。

上野公園はプロジェクションマッピングのイベント真っ最中でした。











アーティゾン美術館(旧ブリジストン美術館)で現代アート

2020-10-20 | お気に召した美術展
日本橋駅から徒歩5分、とは言え
自他共に認める方向音痴。

果たして初めて行く場所に
迷わずに辿り着けるか内心ドキドキしながら
中央通りをてくてく。

今回は一度も道を外れずに
まっすぐ美術館までたどり着けました。



2020年に開館したばかりの
ピッカピカの美術館です。

現代アートのとても面白い企画展示を見てきました。

鴻池朋子さんの作品と、
アーティゾン美術館所蔵作品とのコラボ企画。

しかし鴻池朋子さんの作品が強烈過ぎて
合間にある印象派の絵画は霞んでいました。

例えば…こんな感じ。








このほかにも動物の毛皮やなめし皮を使った
かなり大きな作品もあり圧倒されました。

(なお、この美術館は写真OKなのです)

最後に大好きなモネの作品を見て
刺激的に掻き回されたココロの
バランスを取って帰ってきました。








国立西洋美術館はこのあと1年半休館へ。

2020-10-17 | お気に召した美術展
ロンドン・ナショナル・ギャラリー展が
明日までなので雨の中やってきました。

ゴッホのひまわりは、
SOMPO美術館にもあって何度も見てますが
ロンドン・ナショナル・ギャラリーにあるのが
それの前に描かれたひまわりなのです。

ゴッホがゴーギャンと喧嘩別れする前のこと。
彼をアルルに迎えるために
ゴッホが一生懸命に部屋を飾った
そのひまわりなのです。


そして明後日から、
2022年春まで長期の予定で
国立西洋美術館は休館します。

大改造するみたいです。

と言っても世界遺産ですから、
近代建築化するのではなく
建てられた当時に戻す工事らしい…

しばらく見られないので
常設展も観たいところです。

ここにはさりげなく、
ゴッホもモネもピカソもあるんですよ。

それでは行ってきます!!