「はじまりは日本舞踊」 

 美作流との出会いが人生をかえました。世界はあざやかに輝き、心は自由に、踊っている時間は本当の自分に戻れる気がします。

手を離さずに

2009年10月22日 | 日本舞踊
 今日は例によってkちゃんと昼間にお電話してました。


二人とも師匠がつかんでくれた手を離さずに、ここまで来たんだなあと実感。


二十代に時期に踊りを始めて、経済危機や何やかやそれぞれ乗り越えて、

やっぱり踊りのために、何がなんでも力を尽くしたいよねという思いは同じです。


今度は私たちが手を伸ばす番だと、確認しました。


一筋縄ではいかないのがもちろん人間社会ですが、

踊りという手をつなぎ合っていけば、きっとそこに自分の場所が見つけられる


と信じるしかありません。


あれもこれも、全てが芸の肥やしです。




なんて言っていたら、久しぶりに大学時代の先輩からメールがきていました。
学生君の卒論のため、私の卒論を貸して頂戴とのこと。

それが。。もう手元にはございませんの。


理科系の過去を全て消し去って・・・この世界で生きようと決めたから・・


なんてのは大嘘で、荷物を減らしたいがために実家に送り返したの。

でも、大好きだった先輩に思い出してもらえただけで嬉しかったのです。

あれもこれも私の人生。

今日の自分につながる、素敵な過去でした。