milkyway‥☆‥☆∵☆∵

心に通り過ぎるたくさんの思い
あなたにも どうか、届きますように…

卒団式

2005-04-03 17:22:22 | 子ども
昨日、長男のサッカーチームの卒団式がありました。
チームの仲間と一緒に、この日を迎えることができて本当によかったです。

親も何か話さなくてはいけなくて…。
私は、長男がぜんそくで、
「あまり走れないかもしれないですが、様子を見てもらってもいいですか?」
とお願いしながらの入部だったこと。
体が弱く、技術も劣っていたけれど、
サッカーが、そしてチームのみんなが大好きだったこと。
年末の骨折で、本人の気持ちも落ち込んでしまって、
一時はもうやめてしまうのかなと思っていたこと。
でも、一緒に試合を見に行ったとき、
仲間のみんなが本当に温かく迎えてくれて、
コーチの方々が優しい言葉をかけてくださって、
やっぱり、最後まで頑張る!頑張りたい!と自分で決めたこと。
最後の岡山遠征に行けて、本当に喜んでいたことを話しました。

監督、コーチ、事務局、保護者の方々、皆さんに感謝の気持ちでいっぱいでした。
話し終わって、席に戻ろうとすると、何人ものお母さん達が泣いて下さっていました。
息子がどれほど多くの方に支えられ、応援してもらっていたのか…改めて感じました。
だから、ここまで頑張ってくることができたんですよね。
たくさんの思い出を私も分けてもらうことができました。

53個のトロフィーやカップには、一つ一つに大切な思い出が詰まっています。
チームみんなの汗や涙。喜びと悔しさ。暑い日、寒い日。
みんなの笑顔と共に一つ一つのシーンを思い出して、胸が熱くなりました。
心から、卒団、おめでとう!

オペラ座の怪人2

2005-04-03 15:11:07 | 
「オペラ座の怪人」を観た時、
私はファントムの心の闇について深く感じることがあり
先日はそこに焦点をあてました。
心に哀しいファントムが住んでいる人達が、今もたくさんいることを
強く感じていたし、それが一番書きたいことだったから。

でも、本当は、描かれていたのは、そのことだけではありません。
今日は、少し違う面から書いてみます。
ファントムは、映画の中で
ただ哀れな存在として描かれていたわけではありません。

クリスティーヌにとって、彼は父の代わりであり、
芸術の世界へ導く師であり、憧れと畏敬の念を抱く存在。
そして、少女から大人の女性へと成長していく過程でも
彼の存在は大きな意味を持ちます。

純粋な愛情を注いでくれるラウルとの愛を育みながらも
ファントムの持つ圧倒的な存在感、芸術性に
彼女は心から惹かれていました。
二人の歌う場面はとても官能的でした。
誰も入り込むことができない結びつきを感じ、
ラウルは涙ぐんでいたのだと思います。
ファントムの愛は、あまりにも哀しい。
でも…。

いろいろな角度から、感じ、考え、楽しむことのできる素晴らしい映画です。
私の心のなかでは、今も、音楽が鳴り響いています。
あなたの「オペラ座の怪人」をぜひ、感じてきてください。