薬物について、ドラマでは、どういう伝え方をするのかな?
と思って、先日、久しぶりに、金八先生を見ました。
私自身の感想としては、『う~ん…どうしてこんな描き方にするかなぁ?』
と疑問に思ってしまうところが、いくつかありました。
子ども達に『絶対やめておこう!』と思ってもらうためには、
こんな表現になってしまうのかな?
でも、谷川俊太郎の「生きる」の詩は
私にとっても、とても大切な詩です。
2年続けて、高齢者教室に来られていた方が亡くなりました。
一人の方は全身に癌が転移して。
何も食べられず、どんどん小さくなって…。
それでも、最後まで顔を出してくださいました。
体をさすってあげると「ありがとう。気持ちいいなぁ…。」と。
もう一人の方は、少しずつ息が出来なくなってしまう肺の病気でした。
それでも、「ここに来ると楽しい」と
一生懸命、通ってくださっていました。
奥さんが亡くなって、しばらくして
ご主人が一人で見えました。
「家にいても、寂しいだけ。ここに来たらみんながいる」と。
こうやって一人ずつ見送らなくてはいけないのかな…
と思うと耐え切れない気持ちになってしまいました。
必死でこらえて、精一杯の笑顔をつくりました。
でも、一人になると、涙があふれて…。
そんな時に、友達がこの詩を教えてくれました。
「残りの人生を精一杯前向きに生きている人達に
これからも、今を生きているすばらしさを
感じさせてあげてください。」と。
今も私を励ましてくれる言葉と詩です。
「生きる」 谷川俊太郎
生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみすること
あなたと手をつなぐこと
生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ
生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ
(一部抜粋)
と思って、先日、久しぶりに、金八先生を見ました。
私自身の感想としては、『う~ん…どうしてこんな描き方にするかなぁ?』
と疑問に思ってしまうところが、いくつかありました。
子ども達に『絶対やめておこう!』と思ってもらうためには、
こんな表現になってしまうのかな?
でも、谷川俊太郎の「生きる」の詩は
私にとっても、とても大切な詩です。
2年続けて、高齢者教室に来られていた方が亡くなりました。
一人の方は全身に癌が転移して。
何も食べられず、どんどん小さくなって…。
それでも、最後まで顔を出してくださいました。
体をさすってあげると「ありがとう。気持ちいいなぁ…。」と。
もう一人の方は、少しずつ息が出来なくなってしまう肺の病気でした。
それでも、「ここに来ると楽しい」と
一生懸命、通ってくださっていました。
奥さんが亡くなって、しばらくして
ご主人が一人で見えました。
「家にいても、寂しいだけ。ここに来たらみんながいる」と。
こうやって一人ずつ見送らなくてはいけないのかな…
と思うと耐え切れない気持ちになってしまいました。
必死でこらえて、精一杯の笑顔をつくりました。
でも、一人になると、涙があふれて…。
そんな時に、友達がこの詩を教えてくれました。
「残りの人生を精一杯前向きに生きている人達に
これからも、今を生きているすばらしさを
感じさせてあげてください。」と。
今も私を励ましてくれる言葉と詩です。
「生きる」 谷川俊太郎
生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみすること
あなたと手をつなぐこと
生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ
生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ
(一部抜粋)