「ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮しのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ」
(「自分の感受性くらい」茨木のり子)
昨日、義家先生が、最後に紹介してくださった詩です。
これは、私の心にズキンと刺さりました。
一つ一つの言葉に自分自身を振り返りました。
今の私は、自分で選んできた私です。
楽しいこと、嬉しいことも たくさんあるけれど
同じくらい、しんどいこと、つらいことも
毎日の暮らしの中に、たくさんあります。
時々、逃げ出したくなる時があります。
愚痴をこぼしたくなる時があります。
誰かのせい、何かのせいにして
自分に言い訳をしてしまうことがあります。
でも、全部自分で決めてきたことです。
誰のせいでもありません。
自分で選んだ生き方です。
逃げるな!真正面から言われた気がしました。
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮しのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ」
(「自分の感受性くらい」茨木のり子)
昨日、義家先生が、最後に紹介してくださった詩です。
これは、私の心にズキンと刺さりました。
一つ一つの言葉に自分自身を振り返りました。
今の私は、自分で選んできた私です。
楽しいこと、嬉しいことも たくさんあるけれど
同じくらい、しんどいこと、つらいことも
毎日の暮らしの中に、たくさんあります。
時々、逃げ出したくなる時があります。
愚痴をこぼしたくなる時があります。
誰かのせい、何かのせいにして
自分に言い訳をしてしまうことがあります。
でも、全部自分で決めてきたことです。
誰のせいでもありません。
自分で選んだ生き方です。
逃げるな!真正面から言われた気がしました。